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  • 2020/11/16

初代ロードスター主査平井敏彦さん、日本自動車殿堂入り

自動車産業界や学術界などから、豊かな自動車社会の構築とその発展に貢献された方、そして現在でも第一線で活躍されている方を対象として、その優れた業績を讃え顕彰し永く伝承することを目的とする日本自動車殿堂は、2020年の殿堂者として、マツダ/ユーノスロードスターの開発主査だった平井敏彦さんを、他の2名とともに、選出・表彰しました。

11月6 日に発表されたプレスリリースによると、平井さんは自動車文化に貢献した初代ロードスターの開発責任者として紹介され、以下授賞理由が記されていました。

オープンスポーツカーの新たな市場創りを目指してマツダ「ユーノスロードスター」を開発・投入し、運転の楽しさやオープンカーの魅力を再び世界に訴え、二人乗り小型オープンスポーツカー世界一の累計生産台数樹立の源流となりました。その偉業をたたえ永く伝承して参ります。

本年は恒例となっている表彰式を行わず、オンラインで授賞の様子が配信されました。その中で、平井さんは以下のメッセージを残しています。

「この度は日本自動車殿堂に選出していただき、ありがとうございます。今思い出すのは、当時の山本健一社長からライトウェイトスポーツ車の開発主査を拝命した時、脳裏をかすめたのは、”本当にオープン2シーターのライトウェイトスポーツを作れるのだろうか”ということでした。厳しいコスト制約の中で、まずは助けてくれる仲間達、貴島(孝雄)くんらエンジニア十数名を一箇所に集めました。与えられた場所は、川沿いのデザイン棟の倉庫で、窓もなく皆リバーサイドホテルと呼んでいました。社内では今更こんなもの作って売れるのか、と疑問視する声がたくさんあり、リバーサイドホテルのドア越しに中を覗き見されていたことを思い出します。表向きは強気の姿勢を貫きましたが、本音は不安で家族や仲間に助けてもらったことが多々ありました。妻に、”このプログラムが失敗したらクビになるかも”と言ったら、辞めてもいいから自分の意思を貫いてね、と。メンバーからは、”売れなかったらみんなで売りに行こう。平井さんも我々もセールス出向経験者だから”、と笑いながら励ましてくれました。我々の商品化の基本スタンスは、お客様にお求めやすい価格で、運転の楽しい人馬一体感のあるクルマを提供することでした。昨年ロードスターは30周年を迎えました。現行の4代目まで繋いでくれたマツダの後輩達に敬意と感謝を申し上げます。また、松田恒次さん、山本健一さんと同じ殿堂に入れていただいたこと、そして昨年はロードスターを日本自動車殿堂歴史遺産車に選んでいただいたこととあわせ、心から感謝を申し上げます。 平井敏彦」

マツダファンとして、平井さんが日本自動車殿堂に入ったことはとても喜ばしいことです。

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「マツダロードスターの30年」(三浦正人著/三樹書房刊) 税込¥4,180

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