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  • 2021/12/02

650台以上のRE車が集結、榛名ロータリーミーティング2021

11月27日、群馬県の渋川スカイパーク駐車場にて、国内最大級のロータリーエンジン車のミーティング、「第5回 榛名ロータリーミーティング2021」が開催され、国内各地から650台以上のロータリー車オーナーが集まりました。

当日の群馬県は太陽に恵まれながらも、今シーズン最も冷えこみ、山間部では積雪を観測。標高の高い位置にある、会場の渋川スカイパークでも冷たい強い風が吹いていました。そんな寒さにも負けない熱いロータリーオーナー達で、会場への道は朝8時のオープン直後からロータリー車の並ぶ長蛇の列ができます。続々と入場していきましたが、オープンから1時間を待たずして、メイン会場の駐車場は満車となりました。

イベントの開会式では、主催者であるD’zgarage代表の岡田誠さん、渋川市の高木勉市長、スペシャルゲストのみなさんが挨拶を行い、イベントがスタートします。会場には、ショップのデモカーが展示され、メインステージ横にはレストア完了間際のRX-7 254が展示。まずは、開会式の後、RX-7 254のエンジン始動デモンストレーションが行われました。およそ5分行われたデモンストレーションでしたが、至近距離で聞く乾いた13Bエンジンのペリエキゾーストサウンドに、会場からは拍手が沸きました。
その後、メインステージでは、RE雨宮代表の雨宮勇美さんと、RX-7 254のオーナー伊東正人さんによるRX-7 254スペシャルトークショーが行われ、RX-7 254が復活するまでの経緯、有志によるリバリーの再現についてなどが語られました。展示されているRX-7 254の周囲では、終日、多くの人が隅々の写真を撮影したりしていました。さすが、1982年のルマン24時間レースに出自要した正真正銘の本物の凄みが感じられました。会場には初代SA22C RX-7から3代目のFD RX-7、コスモやルーチェロータリーなど、多数のRE車がピカピカに磨き上げられて展示されています。ドリフトマシン、ショップのチューニングカーやデモカー、マカオグランプリに出場したナイトスポーツRX-8レースカーなど、珍しい個体も多く、目の肥えたロータリーファンのみなさんを楽しませていました。

また、整備士専門学校である東京自動車大学校の協力を得て、D1参戦を目指す女性ドリフトドライバー、下田沙弥香さんのRX-7 FD3Sレストア完成お披露目とトークショーが行われ、下田さんからは、学生たちへ感謝の気持ちをこめたプレゼントを渡す一幕もありました。

ランチタイムを挟み、午後からは、毎年最も賑わうイベントの目玉、ジャンケン大会が行われ、エンジンオイルやタイヤ4本セットなど、豪華景品に会場が沸きます。およそ2時間にわたって行われたじゃんけん大会、そして駆け足で会場全車両が対象のドレスアップコンテストの表彰と閉会式が行われ、無事にイベントは閉会となります。閉会式が終わる頃には、上空は厚い雲に覆われ、積雪はなかったものの、一時は吹雪となり、本格的な冬の到来を感じる1日となりました。

【主催者のD’zgarage岡田誠さんのコメント】 「とっても寒い中でしたが、みなさんよく来てくださいました。今日は650台以上が集まったと思います。年々台数は増えていて、課題もいくつかありましたが、近隣住民の方にもご理解をいただけるように努めて、今後も続けて行きたいと思っています。本日はありがとうございました」

【スペシャルゲストのRE雨宮代表、雨宮勇美さんのコメント】 「ロータリー車オーナーのみんなも、コロナ禍の今、なかなか集まる機会がなくてうずうずしていたようです。前回よりも会場を広くしましたが、それでも溢れて中に入れないクルマがあったようです。こんな時代でも、クルマ好きは多いんだなと改めて感じました。また、さらに盛り上がるように頑張りたいですね」

■動画レポート 以下のリンクからご覧ください。
第5回 榛名ロータリーミーティング2021記録動画 (YouTube 2’17”)

Text & Photos by MZRacing

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