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  • 2019/10/16
  • IMSA

ジョン・ドゥーナン、IMSA新プレジデントに指名される

フロリダ州デイトナビーチに本拠を置く国際モータースポーツ協会(IMSA)は、現マツダUSAのジョン・ドゥーナンが次期2020年1月1日からのIMSA新プレジデントに指名されたと発表しました。 彼は、10月21日月曜日にIMSAオフィスに初出勤することになっています。

ドゥーナンは、マツダノースアメリカンオペレーションズ(MNAO=マツダUSA)のモータースポーツ担当ダイレクターを務め、北米におけるマツダモータースポーツの総合戦略を構築し、全てのモータースポーツプログラムを管理していました。

「ジョンは、時期IMSAプレジデントとしてふさわしい人物であり、記念すべきIMSA 50周年を経た今、彼が勢いに乗って、このシリーズを次のレベルに引き上げてくれることを期待しています」と、IMSA最高経営責任者であるエド・ベネットは述べています。「彼は誰からも尊敬されており、IMSAレースのパドックではよく知られた顔となっています。彼のモータースポーツに対する強い情熱は、モータースポーツに関係する全員に大きな利益をもたらすことでしょう」。

2003年に中西部地域の地域マーケティングマネージャーとしてマツダUSAに入社したドゥーナンは、2011年にモータースポーツダイレクターに昇進。先月、IMSAプレジデントを本年末に退職すると発表したスコット・アサートンのあとを引き継ぎます。マツダUSAにおいてドゥーナンは、IMSA ウェザーテックスポーツカー選手権のデイトナプロトタイプインターナショナル(DPi)クラスで戦うマツダ・チームヨーストを率いていました。このIMSAプログラムは、「マツダロードトゥ24」の最高峰であり、同プログラムは草の根レースから北米のトップレベルのスポーツカーレースまで、ドライバーを育成する「ラダーシステム」を構成しています。ロードトゥ24プログラムには、最新世代のマツダMX-5ミアータを使用するワンメイクシリーズである「グローバルMX-5カップ」が含まれています。また最近、マツダUSAは、カスタマーチームとドライバーがIMSAミシュランパイロットチャレンジや世界の代表的なツーリングカー選手権に参戦できる新しい「Mazda3 TCR」を発表しています。

「私は幼い頃からIMSAレースを見てきたので、今回のご指名は一生に一度の夢の機会です」とドゥーナンは語っています。「IMSA組織の一員になる機会を得たことを大変光栄に思います。そして、私たちのこのスポーツ、パートナー、そして業界全体に貢献する機会を活かせるのは本当に楽しみです」。

ドゥーナンは、イリノイ州オーガスタナカレッジで経営学の文学士号(BA)を、その後西イリノイ大学で経営学修士号(MBA)を取得しています。マツダUSA会長兼COOである毛籠勝弘会長は、「ジョンは、モータースポーツを心の底から愛するナイスガイです。その真摯な取り組み姿勢は、チーム、ドライバー、サンクショニングボディの方々の尊敬、大きな信頼を獲得しています。その素晴らしい人格、リーダーシップで長年マツダのモータースポーツをリードし、多くのファンを育ててくれました。マツダから羽ばたいてモータースポーツ界の発展と繁栄に貢献して欲しいと思い、今までの感謝とともに彼の背中を押しました。今までと違った立場で共に同じゴールを目指せる事を楽しみにしています」とメッセージを寄せています。

IMSAは、1月3〜5日にデイトナインターナショナルスピードウェイで開催される「2020ロアビフォーザロレックス24」で第51年目のシーズンを開始します。シーズン開幕の第58回「ロレックス24」(デイトナ24時間レース)は、1月26〜27日に開催されます。

Text by IMSA, Photo by MZRacing 写真はドゥーナンとアサートン現IMSAプレジデント(右)

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