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  • 2024/12/02

ジムカーナエクスペリエンスRd. 5 クルマを操る楽しさを満喫

11月23日(土)、筑波サーキットジムカーナ場で 2024年最後のMAZDA SPIRIT RACINGジムカーナエクスペリエンスRd. 5が行われ、60台64名のドライバーは存分にスポーツドライビングを楽しみ、充実した1日を過ごしました。

今年からスタートしたジムカーナエクスペリエンスは、3月23日に筑波サーキットジムカーナ場で開催されたプレ大会から始まり、4月6日、7日にスポーツランドSUGOで開催されたマツダファンフェスタ東北で2回の特別戦開催を経て、TSタカタサーキットで2回、筑波サーキットジムカーナ場で3回と計8回の開催がスケジューリングされました。そして、11月23日の筑波での大会が2024年最後の開催となります。
これまで第1戦から4戦までレポートしてきたとおり、ジムカーナエクペリエンスは初心者でも楽しめ、経験者も満足でき、モータースポーツの第一歩に相応しい一日となります。そのスケジュールやカリキュラムはこれまでと同様ですが、今回は新たに、 (株)関東マツダとマツダパーツ(株)の2社がブースを出展しました。関東マツダはアウトドア向けのチェアやテーブルの展示と併せ、発売されたばかりのCX-80を持ってこられました。このCX-80は講師によるデモンストレーションランにも提供され、これまでデモランに使用されていたCX-60をしのぐ、ロングボディながらダイナミックかつしなやかな走りを披露、拍手を浴びていました。またマツダパーツはボディコーティングやサンシェードなどのほか、センターコンソールとシートの隙間を埋め、小物やスマフォも収納できる新商品のシートサイドポケットを展示。その便利さ、手軽さ、汎用性の高さとかゆいところに手が届く粋なこのアイテムに注目が集まっていました。また、今回はメディア枠で3誌4名が参加。Tipoから佐藤考洋さん、webCGから堀田剛資さん、AUTOCAR JAPANから小河昭太さん、そしてKYOJOカップ出場中の及川沙利亜さんが参加し、賞典外扱いながらそれぞれのプライドをかけた争いが展開されました。

NDロードスターで2WD1クラスとエキスパート1クラスにダブルエントリーした大倉拓真さんとエボみさん。大倉さんは「昔、ジムカーナを少し経験したことがありますが、また、モータースポーツにチャレンジしてみようとNDを購入、コツコツとクルマを仕上げました。初心者向けイベントなので彼女も誘って出場しました。やはり楽しいですね」と語っていました。結果、大倉さんは総合ベストタイムを記録し、エボみさんも2WD1の3番手タイムで共に表彰台に昇れて満面の笑顔を見せて、「見ているだけじゃつまらないので、AT限定からMTに取り直しました。このイベントのカリキュラムは私レベルでも十分に楽しめます。周りの方も優しいので、ちょっとハマってみようと思っています」と語っていました。
5台のロードスター990Sで揃って参加した皆さんは990Sのコミュニティでつながった仲間で、今回はジムカーナ経験のある八木正彦さんの声がけで参加が決まったとのこと。八木さん以外は競技未経験者。「一人ではさみしいので声がけしたらけっこう集まって貰えました。勝った負けただけではないコンセプトがいいですね。最後にベストタイムも更新できたし、友好も深まったし、いい1日でした」。全員が愛車990Sのポテンシャルを引き出しながら、思いっきり楽しんだようで笑顔に溢れていました。
2WD1クラスの青山冬至さんは、「競技系イベントはホントに初めてですが、楽しかったです。午前中は3回ともミスコースで悔しい思いをしましたので、午後のコースは下見歩行をしっかりやって臨みました。結果、3回ともミスなく走れてベストタイムも毎回更新できました。なんか少しだけ自分の運転技術に自信がつきました。来年も是非参加してみたいですね」。
2WD2クラスにブルーのBRZで参加の荒谷みゆきさんはカウンターを当てながら、アクセルとサイドブレーキで巧みにマシンをコントロールしていました。「本庄サーキットでのZummyさんのイベントに参加したときに、このイベントを知りました。マツダ車以外でも参加OKと聞いたので、家からも近いし即エントエリーしました。学生時代に自動車部でジムカーナを経験したくらいですが、講師のアドバイスはテキメンで、即タイムアップにつながりました。また参加します」。
メディア枠のトップタイムを記録したTipo佐藤さんは、「ジムカーナは一瞬の判断力、瞬発力と自制心が必要ですね。イキッてもうまくいかない、レースとはまた違う面白さを体験しました。ビギナーをメインに置いたこのイベントはとても好感が持てます。絶対速度が低いので安全だし、クルマはフルノーマルで出場可能、車種はマツダ以外もOKで軽トラからSUVまで多種多様、もっと広めて、筑波とタカタ以外でも開催してほしいですね」。と語っています。

マツダ株式会社の後藤憲吾さんは、「今年から始めたMAZDA SPIRIT RACINGジムカーナエクスペリエンスは、プレ大会から特別戦までは試行錯誤の連続でしたが、第1戦の筑波からなんとか軌道に乗せることができました。参加頂いた皆さんの笑顔が何よりのご褒美です。来年はアップデートして、よりフレンドリーで密度も濃く開催していきますので、引き続きよろしくお願いします」、と挨拶、来年の再会を約束して締めの言葉としました。


Text and Photos by MZRacing

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