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  • 2022/07/08

ルマンカー2台、広島のヌマジ交通ミュージアムで夏の特別展示

夏休み期間中の7月15日〜9月4日、広島県安佐南区のヌマジ交通ミュージアムにて、”令和4年度夏企画展「ル・マンを駆けた737C・787B」”が行われます。会期中は、737C、マツダ787B(202号車)と合わせて、広島県出身ドライバーの故・高橋徹の愛車であったBD1051型ファミリアHBが展示されます。

マツダ787Bによる、1991年の日本勢初の総合優勝を達成から、昨年で30年が経過し節目の年となりました。今回の展示では、1985年のルマンを走った13Bエンジン搭載マシンで、以降のマツダ757やマツダ787Bへと繋がる礎となったグループCジュニアマシンのマツダ737Cと、JSPCスプリント仕様のマツダ787Bを展示し、20年余りにわたるマツダのル・マン挑戦を振り返るものとなっています。また、会期中の、7月16日(土)と8月27日(土)には、737Cのリアカウルの解放が行われ、エンジンベイ内部を見ることができます。

高橋徹は、広島県出身のドライバーで、当時の日本国内トップカテゴリーであった全日本F2選手権レースにて22歳でポールポジションを獲得するなど天才的な速さを見せました。急成長中の23歳の秋、富士スピードウェイで行われた1983年GCシリーズ最終戦のレース中アクシデントにより、その才能を惜しまれながらも他界しました。今回は高橋徹に憧れ、自身のヘルメットのデザインへもモチーフを取り入れているという、元F1レーシングドライバーの片山右京さんによる“片山右京氏トークショー「高橋徹に憧れ、世界を駆けたレース人生」”が8月13日に開催予定です。こちらは予約制となっています。

館内ショップでは、MZRacingグッズも展示販売中です。ロータリー系の商品をはじめ、たくさん並んでいますので来場の際は是非お立ち寄りください。同企画展にベストマッチの書籍「MAZDA at LE MANS マツダのルマン挑戦ストーリー 1974-1997」も販売しています。

詳しくは、ヌマジ交通ミュージアムサイトをご覧ください。

Text and Photos by MZRacing

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