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  • 2021/09/17

「ルマン優勝30周年」おすすめムック2点

自動車雑誌のような体裁で、書籍のような読み物中心の刊行物はムックと呼ばれています。マガジンの頭文字MとBOOKを混ぜた造語です。本年は、マツダ787Bによる1991年のルマン24時間レース優勝から30年が経過した記念の年。さまざまな雑誌で特集記事が掲載されましたが、ここでは最近刊行された二冊のおすすめムックを紹介しましょう。

一冊目は、日本の自動車雑誌のパイオニア、カーグラフィック社が9月1日に発行した「CGネオクラシック vol.3」です。今回の特集は、DTMです。言わずと知れたドイツのツーリングカー選手権です。1980年代・90年台に全盛を極めた同シリーズは、メルセデス190EやBMW M3などの高級4ドアサルーンがど迫力のオーバーフェンダーを装着し、レンガのような塊感のあるレースカーが文字通り飛ぶように走るチャンピオンシップです。このムックでは、この2車種に加えアルファロメオ155DTMの解説記事が展開されています。このDTMの特集ムックのど真ん中にあり、8ページも使った異質とも言えるコーナーが「30年目の真実 マツダ787B、ルマン制覇から30年」です。加藤哲也編集長、早田禎久副編集長の思い入れたっぷりのこのコーナーでは、ドライバーの寺田陽次郎、元マツダスピードメカニックの野村裕之と、元マツダスピードのPRマンだった現MZRacing代表の三浦正人が、これまであまり明かされることのなかったルマン裏話を語っています。F1フォトグラファーとして名高い原富治雄の1991年写真は、昨日のことのように鮮明に当時の様子を切り取っています。
「CGネオクラシック Vol.3」 ISBN978-4-907234-33-1 税込2,200円

もう一冊は、ネコパブリッシングから9月14日に発刊された「CARマガジン スクランブルアーカイブMAZDA」です。自動車趣味雑誌として長く定期刊行されていたCARマガジンに掲載されたマツダ関連の記事を再編集し、最新の特集記事や懐かしいカタログ、コンセプトカーや限定車のイラストページ、マツダ100年史などを集めて特集ムック化したものです。その中で、マツダ787BとR26B型4ローターエンジンの解説記事が全14ページ、マツダモータースポーツヒストリーが7ページにわたって掲載されています。おなじみ加藤ジン先生のスパフランコルシャンレース挑戦の話題や、日下エンジニアリング佐々木社長によるR26Bエンジンモデルの解説記事など、MZRacingにゆかりのあるトピックが満載です。最新のマツダ広島本社工場の車両組立工程の紹介記事、ロータリーエンジン生産工場の現在なども読み応えがあります。車両開発部虫谷泰典さんのビークルダイナミズムの話、前田育男デザインヘッドの日本らしいデザインの話もマツダらしさを表す記事だと感じました。マツダファン必携の保存版ムックだと言えるでしょう。
「スクランブルアーカイブ MAZDA」 ISBN978-4-7770-2585-5 税込1,364円

また本棚を占有するムックが増えてしまいました。秋の夜長には、ぜひ読書をお勧めします。

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