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  • 2015/03/07

S耐仕様NOPROデミオSKYACTIV-D、開発テスト進行中

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いよいよ、スーパー耐久の2015年シーズンの幕開けとなります。今年は、CSでのテレビ放映もされるとのことで、ますます熱い戦いになりそうです。そんなシーズン開幕を目前にした3月1日(日)、第1戦が開催されるツインリンクもてぎにて合同テストが行われました。このテストに参加したチームNOPROの新型DJ型デミオSKYACTIV-Dの模様をMZRacing取材班がレポートします。

ディーゼルターボ・エンジンを搭載した国産車での参戦は、日本のエンデュランス・レース史上初となります。それゆえ、余裕を持って車両製作を進めていきたいところですが、予想を上回る新型デミオへの受注集中により、チームへの納車は2月上旬になってしましました。そのため、車両製作はタイトな日程を強いられることとなりました。合同テストでは、昨年シリーズ3位を獲得したDE型デミオも走行させ、新型のDJ型デミオの開発と並行したパフォーマンスチェックが行われました。

朝からの小雨の降る中、もてぎには野上敏彦、谷川達也、野上達也、山田弘樹ら4名のドライバーが集まりました。走行前の車検では、DJデミオは燃料満タン状態で約1,030kgの車重でした。13時から合同テストが開始しました。チームでは、前輪軸重がDE型より約80kg弱増加しているので、今回のテストではタイヤの負担がどの程度になるかを確認したいとのことでしたが、あいにくの雨のためウェットタイヤでの走行となります。最初は、チームオーナーの野上敏彦さんがステアリングを握り、5ラップを走行。コンディションを確認して、谷川さんにステアリングを託しました。9ラップを走った彼のベストタイムは2分42秒48。DJ型の印象を聞くと、「昨年車と比べると、まだ素の乗用車に乗っている感じですね。クルマの性格は旧型と同じ印象ですが、今後レーシングユースに応じた仕様にセットに熟成されていくことに期待します」と答えてくれました。そして、山田さん、野上ジュニアさんへとステアリンを引き継ぎ、連続ラップで走行しました。

DJ、DE型2台のテストを同時平行でピット内が忙しくなる中、野上ジュニアさんにDJ型の印象を聞くと、「DE型よりホイールベースが80mm長くなっているので、後輪の追従性がDE型とは異なり、ややもたつきがあるように感じます。たぶん、リアサスペンションのブッシュ等の関係かと推測します。また、トルクバンドの使い方にもっと工夫が必要と考えています」と回答してくれました。

軽油を補給後再び山田さんのドライブとなり、9ラップ走行した時点で緊急ピットイン。ピットは緊張に包まれましたが、調べたところ右前輪のスローパンクチャーで、その他には特に問題なかったものの雨足も強まったので、この時点でテストは終了となりました。

大きなトラブルもなく計44ラップを走行でき、確実な進歩がありました。 しかし、レース本番に向けて、最高速の伸びの改善など課題は山積みで、熟成作業がどこまで進められるかが、キーとなることが明確になりました。早くDJデミオSKYACTIV-Dが他のST5マシンと同等に走り、エキサイティングなコンペティションが繰り広げられるようになる日が楽しみです。今後もNOPROデミオレースカーの開発を見守っていきたいと思います。

Photo by Kazuhiro MATSUNAGA/N.Hata

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