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アメリカンレース

  • 2016/07/05
  • OTHER(海外)

マッドマイクのMX-5 「RADBUL」、灼熱のオーランドで戦う

2016年フォーミュラドリフト世界選手権の第4戦が6月2日(木)〜4日(土)にフロリダ州オーランドスピードワールドドラッグウェイで開催され、マッドマイク・ウィデットの4ローターマシン、マツダMX-5「RADBUL」が、当地の極端な暑さの中、出場しました。

エビスサーキットでの第3戦勝利の勢いに乗って、マイクは強い意志をもってオーランドに向かい、フロリダの厳しい暑さと湿度と戦うための準備を万端整えました。うだるような暑さのプラクティスセッションに続き、彼は予選に向かい力強いランを二度行い、難なくトップ32によるメインイベントに駒を進めました。

予選後マイクは、オーランドの過酷な暑さの中で競争するのがどれほど タフなのかを語りました。「予選はすごく厳しかったです。暑さは信じられないほど。クルマにだけじゃなく、僕自身にも厳しいです。失神するところだったので、プラクティスと予選前にクルマから降りずにはいられませんでした」。それにしても、彼は予選での走りに満足そうで、「でも無事に予選を通過してホッとしています。特に二度目はかなりプッシュして、さらにいい走りを見せようとチャレンジしました。いくつか微調整の必要はありますが、高得点でトップ32に進めたので明日はすごく楽しみです」と語りました。

翌日の彼の最初の対戦相手は、手ごわいグシ・ケンシロウ。マイクは明らかにこの対決を楽しみにしていました。グシは、最初のリード・ランを取り、マイクは信じられないほど巧みなチェイスで彼のドア横に貼りついて追走しました。しかし残念ながら、マイクの二番目のランの直前にグリッドで並んでいたところ、グリッドマーシャルにリアタイヤのビードが抜けていると指摘され、彼の戦いに突如ピリオドが打たれてしまいました。タイヤのリセットがルールで禁止されているからです。

不運にもかかわらず、マイクは素直に現状を受け入れ、ポジティブのままでした。「まあ、今日オーランドスピードワールドでは、計画通りにうまくできませんでした。グシに対して、トップ32でも良い戦いができたと思います。それは簡単なことではないですが、最初の走行ですごく良いチェイスができ、マシンの調子もよかったです。しかし、タイヤ1本のビードが抜けていて、ルールでそれをリセットするための5分間をもらえなかったのが残念です」。

この厳しい結果にもかかわらず、マッドマイクは世界選手権ポイントリーダーのまま、自信を維持して次のラウンドに向かっています。

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Photo by © Red Bull Media House

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