- 2016/07/01
マツダプロトタイプ、特別なリバリーでワトキンスグレン6時間レースに出場
マツダUSAの公式チームであるマツダ・モータースポーツは、7月1日（金）〜3日（日）に開催されるIMSAウェザーテック選手権第6戦ワトキンスグレン6時間レース（ニューヨーク州）に特別なリバリー（カラースキーム）を施したマツダプロトタイプ2台で出場します。
鮮やかなグリーンとオレンジに塗り分けられたマツダプロトタイプ55号車は、1991年のル・マン24時間レースでマツダが総合優勝してから本年6月で25周年を迎えたことを記念してデザインされています。同じレイアウトながら、ソウルレッドとシルバー、マシングレーにペイントされた70号車は、マツダブランドとマツダ・モータースポーツの現在と未来を象徴しています。
マツダMZR-2.0T型4気筒DOHC直噴ガソリンターボエンジンを搭載した本年のマツダプロトタイプは、これまでの選手権レースで目覚ましい進歩を遂げています。第4戦マツダレースウェイ・ラグナセカ（カリフォルニア）では予選で1-2番グリッドを手に入れ、直近の第5戦のベルアイル（デトロイト）では、チーム初のポディウムフィニッシュを遂げています。また、5月後半に当地ワトキンスグレンで行われた選手権の公式テストセッションでは非常にポジティブな結果を残しています。
チーム最年少ドライバーのトリスタン・ヌネス（20歳）は、「路面が全面的に再舗装されて、とてもスムーズになったのには驚きました。誰もがこのトラックの走り方を学びなおす必要があるほどです。バンプなどは消えてなくなり、各コーナーでは張り付くようなグリップがあります。これは僕らのクルマにとって非常に好都合です。空力特性的にこのレイアウトにとてもマッチしていると言えるからです。ライバル達とは良い競争ができると思うし、レース結果も好リザルトが期待できます。1991年の787Bによるル・マン優勝時には、僕は生まれていません。でも物心がつき、モーターレーシングに興味を持ってからはビデオでこのマシンを見て憧れていました。マツダが僕にチャンスを与えてくれる以前からです。だから、今回この特別な配色にペイントされたマシンに乗るのは、大変光栄なことです」 ワトキンスグレン6時間レースは、6時間の耐久レースとなるため、マツダプロトタイプ2台ともに第3ドライバーを登録しています。チャージカラーの55号車には、レギュラードライバーのトリスタン・ヌネスとジョナサン・ボマリートに加え、マツダラダーシステムでインディカードライバーに上り詰めたスペンサー・ピゴットを迎え、70号車にはジョエル・ミラーとトム・ロングのアシスト役として英国人のベン・デブリンが参加します。6名のドライバーは、このレースのために特別に仕立てたレーシングスーツで6時間レースに臨みます。それは、1991年のル・マンで当時のマツダドライバーが着用していたものをイメージしたものとなっています。
7月1日にプラクティス、2日に公式予選が行われ、3日のアメリカ東部時間午前10時10分にIMSAウェザーテック選手権ワトキンスグレン6時間レースがスタートします。
【関連リンク】
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>>> ROLEXデイトナ24時間レースまであと3日
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>>> IMSAカナディアンTMSP予選でマツダプロトタイプはPPと3位
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>>> DAYTONA 24 HOURS 2016
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Photo by MZRacing
鮮やかなグリーンとオレンジに塗り分けられたマツダプロトタイプ55号車は、1991年のル・マン24時間レースでマツダが総合優勝してから本年6月で25周年を迎えたことを記念してデザインされています。同じレイアウトながら、ソウルレッドとシルバー、マシングレーにペイントされた70号車は、マツダブランドとマツダ・モータースポーツの現在と未来を象徴しています。
マツダMZR-2.0T型4気筒DOHC直噴ガソリンターボエンジンを搭載した本年のマツダプロトタイプは、これまでの選手権レースで目覚ましい進歩を遂げています。第4戦マツダレースウェイ・ラグナセカ（カリフォルニア）では予選で1-2番グリッドを手に入れ、直近の第5戦のベルアイル（デトロイト）では、チーム初のポディウムフィニッシュを遂げています。また、5月後半に当地ワトキンスグレンで行われた選手権の公式テストセッションでは非常にポジティブな結果を残しています。
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