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アメリカンレース

  • 2018/10/09
  • OTHER(海外)

ニッコー・レガー、GLOBAL MX-5 CUP選手権タイトルを獲得

ニッコー・レガーは、ニューヨーク州モンティチェロ・モータークラブで行われたGLOBAL MX-5 CUPファイナルラウンドのレース1で優勝し、レース2も4位入賞。2018年のGMCチャンピオンシップタイトルおよびマツダUSAからのレース支援金200,000ドルを手に入れました。

今回のモンティチェリはニューヨーク州の自然地形を利用したサーキットで、2レースとも激しい展開でした。今回の2レースを終えた時点で、今シーズンのGMCシリーズにおけるパッシングは、なんと合計2,467回を数えることとなりました。ブライアン・オルティスはレース2で優勝し、チャンピオンシップのランキングで2位につけています。一方、セリン・ローランはレース2の1周目でアクシデントに巻き込まれ、タイトル獲得の夢が絶たれてしまいます。

バーバーモータースポーツパークでダブル優勝したレガーは、ランキングで大量リードを作りましたが、このレース週末までにその1点差にまでに縮められていました。しかし、彼のレース1優勝はタイトル獲得にむけた決定的な一歩となったのです。レース2のトップ争いに加わった後、彼は4位でフィニッシュ。これにより、チェッカーフラッグを通過した瞬間、タイトル獲得が決定しました。

「僕は良いスタートが切れたと思います」とレガーはレース1について語っています。「僕には素晴らしいマシンがあり、 “スリップストリーム・パフォーマンス”チームが連日夜遅くまで働いてくれたおかげで、今日の結果をもたらしてくれました。簡単なことではありません。今シーズン僕たちは、いくつかのレースで横並びの戦いをしました。僕たち今回の成果に満足しています。ここまで来れてとても幸せです。最後の(レース2)再スタートはちょっと心配でしたが。僕の後方にいるライバル達が熱くなっており、あるコーナーでヒットされて僕は2位から4位に落ちてしまいました。その時点で、僕は前を走るライバルにまだ少しアドバンテージがあることに気づき、”大丈夫、このままチェッカーフラッグを受けよう”と思いました。最高な気分です。クルマの中で叫んでしまいました」

チャンピオンシップ獲得のため必死に頑張らないといけないとわかったオルティスは、レース1で初ポールポジションを獲得し、レース2はトップでフィニッシュしてシーズン3勝目を挙げています。

「レース1より良いレースだった。僕たちは午後のレースに向けて、クルマのセッティングを修正しました」とオルティスは語っていました。「僕たちは前走者をパスするため、忍耐強くチャンスを持っていました。それが最終的に良い結果をもたらしてくれました。僕たちは今シーズンを優勝でスタートし、優勝で終えることができました。 チャンピオンシップは獲得できませんでしたが、とても良い年でした。(スペイン語の)「Yo no me quito(「決してあきらめない」)は今年の大事なテーマで、この素晴らしいシリーズを設定してくれたマツダUSAと素晴らしい機会を与えてくれた全てのスポンサーに感謝しています。コープランド・モータースポーツは素晴らしい仕事をしてくれました。来年僕らには何ができるのか、とても楽しみです」

トッド・ラムは、アトランタ・スピードウェルクスのエントリーにより両レースで2位となり、マスターズクラスのチャンピオンシップタイトルを獲得しました。

モンティチェロのイベントは、2018年のGLOBAL MX-5 CUPシリーズの最終レースとなりました。しかし、コンペティションはまだ終わりではありません。このシリーズは11月7〜9日セブリング・インターナショナル・レースウェイで2レースのGLOBAL MX-5 CUP CHALLENGEレースを行い、優勝者は50,000ドルを手に入れることになります。

Text and Photos by Mazda USA

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