- 2016/04/18
マツダ・プロトタイプ、ロングビーチで4位、5位入賞
米マツダ・モータースポーツからIMSAウェザーテック選手権第3戦ロングビーチグランプリ(カリフォルニア)にエントリーした2台のマツダ・プロトタイプは、それぞれ4位と5位に入賞。前戦セブリングから2戦連続でこれまでの最高リザルトを更新しました。
トム・ロング/ジョエル・ミラー組の70号車マツダ・プロトタイプは、予選3番手からレースをスタートし、一時3周にわたってレースをリード。スタートから2時間40分後に4位でチェッカーフラッグを受けました。トリスタン・ヌネス/ジョナサン・ボマリート組の55号車は、金曜日のプラクティスセッションで最速タイムをマークし、チームにまた「初」記録をもたらしました。7番グリッドから決勝レースをスタートした55号車は、一時70号車に続く2位にジャンプアップ。マツダ・プロトタイプ2台の1-2体制を築きましたが、ピットストップを経て最終的には5位でレースを終えています。
マツダUSAの本拠地がある南カリフォルニア・アーバインから近いこともあり、今回のレースは数100人のマツダUSA従業員が応援に詰めかけ、グランドスタンドからチームに声援を送りました。その甲斐もあってチームには前向きな空気が充満しています。2週間後の第4戦は、チームのホームグラウンドであるマツダレースウェイ・ラグナセカで行われますが、同所の流れるようにスムーズなトラックは現在のマツダ・プロトタイプシャシーに理想的なレイアウトと言われています。
トム・ロング(70号車)は、「(スタート直後に2位に浮上したことについて)フロントロウの2台がスタートからもつれて第1ターンに突っ込んで行ったので、これはチャンスだと思い5号車がオーバーランしてタイヤバリアに向かったのを見て、減速してコーナーの途中からスロットル全開にしました。これで2位に上がれました。僕たちのマシンは、2位をキープできるペースで走れていましたが、トラフィックのために保つことができませんでした。少し油断もあったかもしれません。しかし、チームの努力を心から誇りに思います。今週は最初からマシンの調子が良く、さらにセッションごとに進化していきました。一時トップ車両がピットインしたためレースリーダーとなった時、しかも55号車がすぐ後ろにいて、グレートな気分になりましたよ」と語っています。パートナーのジョエル・ミラーは、「ロングビーチは、僕たちのクルマにはどちらかというと不向きなトラックです。首位争いができるとは、正直期待していませんでした。しかし、プラクティスでの記録を見て、大いに勇気付けられました。ポディウムはもうすぐそこにあると言えるでしょう。次の舞台は、これまで僕らが良いレースができているマツダレースウェイ・ラグナセカです」とコメントしました。
55号車のトリスタン・ヌネスは、「ロングビーチは、ロース幅が狭く抜きどころが少ないこともあり、特別な場所です。僕たちのマシンはとてもコンディションが良かったですし、今回のリザルトは満足すべきだと思います。しかもシーズンはまだ序盤です。ここでポイントを稼ぐことができたことは大変ハッピーです。残りのシーズンを戦う上で大いに自信を加速してくれました」と話し、ジョナサン・ボマリートは、「マシンは完璧だったし、ピットストップもドライバー交代もバッチリでした。クルマにはかすり傷すらつけませんでした。僕たちはロングビーチを後にしてマツダレースウェイ・ラグナセカに向かいます。僕らのホームレースがとても楽しみです。今回表彰台は逃してしまいましたが、次回は可能性大です」と続けました。
【関連リンク】
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>>> マツダ・プロトタイプ、土砂降りの予選を通過
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>>> デイ2 マツダ・プロトタイプは、過去最高の予選5位と7位
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>>> Watkins Glen 6 Hours 2016
Photo by Mazda USA
トム・ロング/ジョエル・ミラー組の70号車マツダ・プロトタイプは、予選3番手からレースをスタートし、一時3周にわたってレースをリード。スタートから2時間40分後に4位でチェッカーフラッグを受けました。トリスタン・ヌネス/ジョナサン・ボマリート組の55号車は、金曜日のプラクティスセッションで最速タイムをマークし、チームにまた「初」記録をもたらしました。7番グリッドから決勝レースをスタートした55号車は、一時70号車に続く2位にジャンプアップ。マツダ・プロトタイプ2台の1-2体制を築きましたが、ピットストップを経て最終的には5位でレースを終えています。
マツダUSAの本拠地がある南カリフォルニア・アーバインから近いこともあり、今回のレースは数100人のマツダUSA従業員が応援に詰めかけ、グランドスタンドからチームに声援を送りました。その甲斐もあってチームには前向きな空気が充満しています。2週間後の第4戦は、チームのホームグラウンドであるマツダレースウェイ・ラグナセカで行われますが、同所の流れるようにスムーズなトラックは現在のマツダ・プロトタイプシャシーに理想的なレイアウトと言われています。
トム・ロング(70号車)は、「(スタート直後に2位に浮上したことについて)フロントロウの2台がスタートからもつれて第1ターンに突っ込んで行ったので、これはチャンスだと思い5号車がオーバーランしてタイヤバリアに向かったのを見て、減速してコーナーの途中からスロットル全開にしました。これで2位に上がれました。僕たちのマシンは、2位をキープできるペースで走れていましたが、トラフィックのために保つことができませんでした。少し油断もあったかもしれません。しかし、チームの努力を心から誇りに思います。今週は最初からマシンの調子が良く、さらにセッションごとに進化していきました。一時トップ車両がピットインしたためレースリーダーとなった時、しかも55号車がすぐ後ろにいて、グレートな気分になりましたよ」と語っています。パートナーのジョエル・ミラーは、「ロングビーチは、僕たちのクルマにはどちらかというと不向きなトラックです。首位争いができるとは、正直期待していませんでした。しかし、プラクティスでの記録を見て、大いに勇気付けられました。ポディウムはもうすぐそこにあると言えるでしょう。次の舞台は、これまで僕らが良いレースができているマツダレースウェイ・ラグナセカです」とコメントしました。
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