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アメリカンレース

  • 2014/03/17
  • TUSC

マツダLMP2 SKYACTIV-D、セブリング12時間で初完走

TUDORユナイテッドスポーツカー選手権第2戦セブリング12時間レースは、3月15日(土)に決勝レースが行われ、マツダUSAのオフィシャルチームであるスヒードソースから出場した#70マツダLMP2 SKYACTIV-Dレーシング(シルペイン・トレンブレイ/トム・ロング/ベン・デブリン)がフィニッシュラインをクロスし、プロトタイプクラス17台中11位で完走を果たしました。

チームは5時間経過時点で、もう一台の#07マツダLMP2 SKYACTIV-Dレーシング(ジョエル・ミラー/トリスタン・ヌネス/トリスタン・ボーティエ)をサスペンションのトラブルで失っています。前日インタークーラーのパイプシールの問題で予選を満足に走れなかった#70マツダ・プロトタイプは、決勝レース日の朝行われた25分間のフリープラクティスセッションから快調な走りを見せ、決勝レース12時間の間もトラブルフリーで走り抜きました。ピットイン回数は11回で、プロトタイプクラス上位車の12回~13回と比べると燃費の良さは明らかです。しかし、12時間目を迎える少し前に念のためにイレギュラーなピットインを一度行っています。これがなければ10位で完走することができたでしょう。また、今回からチームに加わったベン・デブリンの安定した速さが目立ちました。アメリカンルマンシリーズ時代にダイソンレーシングのローラ・マツダ(2リットルガソリン・ターボ)で出場していた経験が活きたことになります。

マツダUSAのモータースポーツダイレクターのジョン・ドゥーナンは、「私たちはデビュー2戦目で完走することができましたが、これはまだ最初のステップに過ぎません。私たちの目標は完走することではなく、トップ争いをすることです。SKYACTIV-Dエンジンの特徴を最大限に活かせるよう開発をすすめ、早く速さを身につけたいと思います」と語っています。

TUDOR選手権(TUSC)の次戦は、4月12日(土)にロングビーチ(カリフォルニア州)で行われます。

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