- 2015/09/23
ピレリワールドチャレンジ最終戦2クラス優勝、マツダがチャンプ獲得
ピレリワールドチャレンジ最終戦で2台のマツダがクラス優勝、さらにツーリングクラスの年間マニファクチャラーズ・チャンピオンシップをマツダが獲得しました。
マツダファンにとって、この先週末は刺激的な週末になったようです。9月11日(金)マツダレースウェイ・ラクダナセカで、ピレリワールドチャレンジの最終戦初日の16レースでツーリングカークラスのマツダMX-5(ロードスター)が、そしてツーリングカーBクラスのマツダ2(デミオ)と、2台のマツダによる優勝劇が観られました。さらに続く12日(土)の17レース、13日(日)の18レースでもマツダ2(デミオ)が連勝を記録するという興奮の中、最終戦を終えツーリングカークラスではマツダがマニファクチャラーズのシリーズ・チャンピオンシップを獲得しています。
9月11日〜13日の3日間、ピレリワールドチャレンジの最終戦がマツダレースウェイ・ラクダナセカで開催されました。ピレリワールドチャレンジはFIA GT-3を頂点とするクラス分けは7クラス。そのうちツーリングカークラスは、金曜から日曜、同じウィークエンドに3日間連続でレースを行い、それぞれ1ラウンドとカウント。アメリカ・カナダの6つのコースを転戦し、18ラウンドのレースをします。3月にMZRacingでも報じたテキサス州のサーキットオブジアメリカズに始まり、カナダのオンタリオ州、ウィスコンシン州エルクハートレイク、ミシガン州デトロイト、オハイオ州レキシントンの北米各地のサーキットをまわって、最終戦の地ラグナセカにやってきました。
11日に開催された16ラウンドでは、ツーリングカークラスに5台にMX-5、ツーリングカーAクラスに3台のRX-8と1台のMX-5、ツーリングカーBクラスには4台のマツダ2がエントリー。優勝したのは、ツーリングカークラスに参戦したアダム・ポーランドの駆る#33 イーステックス・モータースポーツ・マツダMX-5(ロードスター)と、ツーリングカーBクラスでジョーイ・ジョーダンが駆る#47 コークスポーツ・マツダ2(デミオ)です。
ツーリングカークラスの#33ポーランドは、初戦から第3戦までの9ラウンドで上位入賞を続けていたものの、第4戦、第5戦と低迷、そして今ラウンドの予選でも8位とふるわないスタートでしたが、混戦の中、ライバルのドライブスルーペナルティなどもあり、高順位をキープ。20周のレースの19ラップ目に前走者が3ワイドになる接戦の中、4位からトップへジャンプアップし、そのままゴールを奪いました。
そしてツーリングカーBクラスの#47ジョーダンは予選でのペナルティにより、最後尾近くからのスタートとなりましたが、ファステストラップも獲得する追い上げをみせ16ラップ目に、先頭を行く#29 グレン・ニクソンのホンダフィットを抜き去りトップへ。第5戦のラウンド15に続き連勝。さらに驚くことに続く最終戦のラウンド17、18でも優勝するという快挙を遂げて、4連勝を記録しました。
年間を振り返ると、ツーリングカークラスでは、Ernie Francis Jr.(アーニー・フランシス・ジュニア)が駆る#98 ブレスレス・パフォーマンス・マツダMX-5が4回の優勝により、ドライバーズ・チャンピオンシップで2位を獲得。続く3位は#33ポーランドが前述の1勝と9回の入賞により獲得する結果となりました。これにより、マツダはツーリングカークラスで2位の日産を40ポイント以上引き離す126ポイントで、年間マニファクチャラーズ・チャンピオンシップに輝きました。加えてツーリングカーBクラスでは第2戦ラウンド4に、#23 テック・スポーツレーシング・マツダRX-8のElivan Goulart(エリバン・グーラート?)がクラス優勝を獲得、ツーリングカーAクラスでは#47 ジョーイ・ジョーダンの4連勝が光ります。
メーカーとして、そしてそれを駆るドライバーと、たくさんの大きな栄冠を得たマツダ。 ピレリワールドチャレンジでの来期の活躍にも注目が集まります。
マツダファンにとって、この先週末は刺激的な週末になったようです。9月11日(金)マツダレースウェイ・ラクダナセカで、ピレリワールドチャレンジの最終戦初日の16レースでツーリングカークラスのマツダMX-5(ロードスター)が、そしてツーリングカーBクラスのマツダ2(デミオ)と、2台のマツダによる優勝劇が観られました。さらに続く12日(土)の17レース、13日(日)の18レースでもマツダ2(デミオ)が連勝を記録するという興奮の中、最終戦を終えツーリングカークラスではマツダがマニファクチャラーズのシリーズ・チャンピオンシップを獲得しています。
9月11日〜13日の3日間、ピレリワールドチャレンジの最終戦がマツダレースウェイ・ラクダナセカで開催されました。ピレリワールドチャレンジはFIA GT-3を頂点とするクラス分けは7クラス。そのうちツーリングカークラスは、金曜から日曜、同じウィークエンドに3日間連続でレースを行い、それぞれ1ラウンドとカウント。アメリカ・カナダの6つのコースを転戦し、18ラウンドのレースをします。3月にMZRacingでも報じたテキサス州のサーキットオブジアメリカズに始まり、カナダのオンタリオ州、ウィスコンシン州エルクハートレイク、ミシガン州デトロイト、オハイオ州レキシントンの北米各地のサーキットをまわって、最終戦の地ラグナセカにやってきました。
11日に開催された16ラウンドでは、ツーリングカークラスに5台にMX-5、ツーリングカーAクラスに3台のRX-8と1台のMX-5、ツーリングカーBクラスには4台のマツダ2がエントリー。優勝したのは、ツーリングカークラスに参戦したアダム・ポーランドの駆る#33 イーステックス・モータースポーツ・マツダMX-5(ロードスター)と、ツーリングカーBクラスでジョーイ・ジョーダンが駆る#47 コークスポーツ・マツダ2(デミオ)です。
ツーリングカークラスの#33ポーランドは、初戦から第3戦までの9ラウンドで上位入賞を続けていたものの、第4戦、第5戦と低迷、そして今ラウンドの予選でも8位とふるわないスタートでしたが、混戦の中、ライバルのドライブスルーペナルティなどもあり、高順位をキープ。20周のレースの19ラップ目に前走者が3ワイドになる接戦の中、4位からトップへジャンプアップし、そのままゴールを奪いました。
そしてツーリングカーBクラスの#47ジョーダンは予選でのペナルティにより、最後尾近くからのスタートとなりましたが、ファステストラップも獲得する追い上げをみせ16ラップ目に、先頭を行く#29 グレン・ニクソンのホンダフィットを抜き去りトップへ。第5戦のラウンド15に続き連勝。さらに驚くことに続く最終戦のラウンド17、18でも優勝するという快挙を遂げて、4連勝を記録しました。
年間を振り返ると、ツーリングカークラスでは、Ernie Francis Jr.(アーニー・フランシス・ジュニア)が駆る#98 ブレスレス・パフォーマンス・マツダMX-5が4回の優勝により、ドライバーズ・チャンピオンシップで2位を獲得。続く3位は#33ポーランドが前述の1勝と9回の入賞により獲得する結果となりました。これにより、マツダはツーリングカークラスで2位の日産を40ポイント以上引き離す126ポイントで、年間マニファクチャラーズ・チャンピオンシップに輝きました。加えてツーリングカーBクラスでは第2戦ラウンド4に、#23 テック・スポーツレーシング・マツダRX-8のElivan Goulart(エリバン・グーラート?)がクラス優勝を獲得、ツーリングカーAクラスでは#47 ジョーイ・ジョーダンの4連勝が光ります。
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2014
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- 03/14 TUSC第2戦セブリング12時間、プラクティス始まる
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- 01/25 マツダ新型プロトタイプ、24時間レースをスタート。 2014年デイトナ24時間レース・4時間経過
- 01/24 マツダLMP2 SKYACTIV-Dレーシング、デイトナ予選通過