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アメリカンレース

  • 2015/06/02
  • TUSC

マツダプロトタイプ、TUSCベルアイルで8位フィニッシュ

土曜日の午後にデトロイトのベル島で行われたTUDORスポーツカー選手権で、トム・ロングとジョエル・ミラーはマツダプロトタイプ(#07)をドライブし、総合8位でチェッカーを受けました。レースは、ダン・キャメロンとエリック・カランのチーム Fox コルベットが初優勝しました。今季初めて1台のみで出場したマツダプロトタイプチームは、今シーズン初めてのリードラップ(トップと同一周回)でのフィニッシュを遂げました。

スタートドライバーのトム・ロングは12番グリッドからスタートしました。スタート後、前方で混乱がありましたが、レース中盤でのピットストップを予定通り行うためにも、それらをしっかり回避しました。ロングは、ミラーにマシンを引き継ぐ際のピット戦略で、リードラップのポジションを取り戻しました。ミラーのスティントでは、天気がラップごとに変わり、コース各所で雨の降り方も違い、ファイナルラップまで激しい雨が続きました。ミラーはタイトな市街地サーキットでプッシュし、GTカテゴリーのマシンをすべてパス。総合8位に入賞するため、プロトタイプチャレンジ(PC)のクルマもパスしました。

「マツダSKYACTIV-Dレースマシンは、すばらしい走りをしました。荒れた路面に対応するため、車高を上げるなどの理想的でないセットアップで妥協しなければなりませんでした。しかし、それでも適切なバランスを得るためのアプローチはしていましたし、トラクションコントロールのセッティングもコーナーの出口でグリップを稼げるようにできました」と、”バンプでもないのにクルマが跳ねる”とミラーが言うほど荒れた路面コンディションについて、スタートドライバーのロングはコメントしています。

「レースの残り40分は天気の変化が激しかったです。いくつかのコーナーは路面が濡れているのに、他はドライという部分もありました。コースは、少しずつ雨が降っているところと、土砂降りのところと様々でした。僕は雨乞いをしていました。マツダプロトタイプは、周回遅れをスムーズにパスできましたし、雨でも良いペースで走れたためトップに近づくことができました。マシンの中で僕の足は見えなかったと思うけど、レインダンスをしていました。8位入賞するために、すべてのGTカーとPCカテゴリーのマシンをパスできました。リードラップでゴールを迎えることができ、また、最終ラップまでポジション争いをできたことは、チームにとってすばらしいことです。この結果に僕は満足しています。今日得られたことを、次のワトキンス・グレン6時間につなげます」と、マツダプロトタイプの雨での強さについて、ミラーは語ってくれました。

マツダプロトタイプの次のレースは「グレン6時間」で、ニューヨーク州北部のワトキンス・グレン・インターナショナル・サーキットにて6月26-28日に行われます。

Photo by Mazda USA

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