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アメリカンレース

  • 2018/10/23
  • IMSA

IMSAプチルマンでマツダRT24-Pがダブル表彰台

10月13日(土)の夜、ジョージア州ロードアトランタでIMSAプチルマン10時間レースのチェッカーフラグが振られ、ソウルレッドクリスタルにペイントされた2台のマツダRT24-Pプロトタイプは、2位、3位で表彰台に上がりました。

予選ポジション2位と3位からスタートした決勝レースでは、レースをリードするなど常にトップグループの中で戦いました。 ルーカス・ディグラッシ、オリバー・ジャービスとトリスタン・ヌネスが組んだ#77マツダRT24-Pはトラブルフリーで走り、何回もリーダーボードの最上段を占めていました。また、#55マツダRT24-Pはジョナサン・ボマリートがスタートし、そしてマリノ・フランキティとスペンサー・ピゴットへと繋いでいき、こちらもレース序盤はトップを走っています。しかし、接触によってマツダRT24-Pはノーズとテールを交換することになり、修理をしている間、1周をロスしたものの、その後大きく回復しています。

ボマリートは、7時間目で再びレースリーダーに復帰。ピゴットにステアリングを託し、最後の2時間は先行するジャービスの#77 マツダRT24-Pとトップ争いを展開しています。各プロトタイプチームが最終ピットストップに入り、2台のマツダRT24-Pはレースフィニッシュまでに必要な燃料を給油し、いくつかのポジションを犠牲にすることとなりました。しかし、終盤に2台は6位、7位から3位と4位の位置に浮上。そして、2台はファイナルラップの最終コーナーで2位を走っていたライバル車をパスすることに成功したのです。

2018年のIMSA ウェザーテックスポーツカー選手権は全日程を終えました。2019年シリーズは1月27~28日にデイトナ・インターナショナル・スビードウェイで行われるデイトナ24時間レースからスタートします。

ジョン・ドゥーナン(マツダUSAモータースポーツ担当ダイレクター)
「ダブル表彰台でシーズンを終えられたことは、大変素晴らしいです。この勢いで2019年シーズンに向かうことができます。私たちはもちろん(ポディウムの)トップステップを獲るためにここに来ていますから、完全に満足していませんが、チームによっての素晴らしい努力には感謝しています。マツダ・チームヨーストとマルチマティック社のおかげでこのレースカーを仕上げることができ、AERも信頼性向上に大きく寄与してくれました。私たちは、2019年のデイトナ24時間で勝利することに集中します」

マリノ・フランキティ(#55マツダRT24-P ドライバー)
「僕たちが最後の1時間は、燃料消費量的に調子が良いということはわかっていました。僕たちのマツダRT24-Pは今日燃費がすごく良く、そのアドバンテージがこの結果をもたらしたと言って良いでしょう。とにかくがむしゃらに集中しました。勝利を手にできなかったことは、少し悔しいですが、ノーズとテールを交換しなければならなかったし、多くのトラブルから回復して2位、と3位で終えられたのはとても良い結果だと思います。マツダUSAのため、僕たちは本当に勝ちたいと願っていました。チームメイトのジョナサンとスペンサーは驚くべき仕事をしてくれました。彼らに本当に感謝しなければなりません。チャンスがあれば、またこのチームで再び挑戦したいですね」

ルーカス・ディグラッシ(#77 マツダRT24-Pドライバー)
「僕の最初のIMSAレースでマツダと共に戦えて、光栄です。そしてオリバーとトリスタンと一緒に、今年の最高の結果を手に入れられて非常に嬉しいです。僕はこのチームを非常に誇りに思います。彼らは素晴らしい仕事をしてくれました。非常に難しいこのトラックで良いレースをするために、みんな10時間のあいだ一生懸命戦いました。ダブルポディウムを獲れて、本当にいい結果だと思います。僕はチーム、マシン、メカニックやチームメイトのドライバー達全員を非常に誇りに思います」

Text and Photos by Mazda USA

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