American Le Mansシリーズ(ALMS)は、北米及びカナダで開催されている耐久レースのシリーズ戦。1971年にスタートしたIMSAシリーズをその前身とし、1999年からLe Mans 24時間レースと同じレギュレーションとすることでAmerican Le Mansシリーズとしてスタートした。
Le Mansプロトタイプ(LMP)と量産車ベースのGrand Touring(GT)をそれぞれ改造範囲の違いによりLMP1、LMP2、GT1、GT2の合計4クラス設けられている。
2009年は全10戦が開催され、北米を代表する耐久レースの「セブリング12時間耐久レース」や「プチ・ル・マン 12時間耐久レース」がシリーズに組み込まれ、LMP2クラスに、MAZDA MZR-Rエンジンを搭載するMAZDA MZR-R LOLA B09/86 LMP2 COUPEが2台参戦した。
ヨーロッパのLe Mansシリーズ、北米のAmerican Le Mansシリーズに続く、3番目のLe MansシリーズがAsian Le Mansシリーズである。
Le Mans 24時間レースと同レギュレーションで行われ、Le MansプロトタイプのLMP1、LMP2と、量産車ベースのGrand Touring CarのGT1、GT2による合計4クラスが設けられている。
アジア初のLe Mansシリーズ第1戦が、2009年10月30日-11月1日に日本の岡山国際サーキットで開催され、3時間の耐久レースを2回行う2ヒート制で行われ、LMPクラスにはAudi R10、Oreca AIM、Lola Astom Martin、Pescarolo Judd、Courage AER、Pescarolo Mazdaなどのプロトタイプ勢が、GTクラスにはアストンマーチン、フェラーリ、ランボルギーニ、ポルシェ、BMWなどが参戦した。