ALMSボルチモアでローラ・マツダは力強い2位

8月31日にアメリカンルマンシリーズ(ALMS)ボルチモアGPが開催され、LMP1の#16ローラ・マツダ(クリス・ダイソン/ガイ・スミス)は2位でフィニッシュしました。

レースは3:45にスタートしましたが、その1分後には赤旗で中断されてしまいました。フロントロウの2台の背後から無理な体勢で8台が同時にコーナーに飛び込み、完全にコースをブックしてしまったのです。このアクシデントのコースクリアにかかった時間は、1時間以上。再開したレースは1時間14分後にチェッカーとなり、ALMS史上最も短いレースとなりました。#16ローラ・マツダは、クリス・ダイソンがレースをスタート。再開後、マッスル・ミルクに次いで2位を走りました。5周目にイエローが出た時点でダイソンはピットインし、燃料補給してスミスにドライバー交代しました。しかし、ジャンプスタートと判断されて、ストップ・アンド・ゴーペナルティを課せられてしまいます。これによって一時21位までポジションを落としましたが、20周ののちに彼はレースリーダーとなっていました。

スミスは、「クレージーなレースでした。僕らは今回良いペースが築けていたのに、リスタート時のペナルティで圏外となってしまいました。しかし、もの凄く頑張って、マッスル・ミルクまで捉えることができました。しかし、最後の数周でGTカーのトラフィックに引っかかっている間に再び彼らに逆転されてしまいました。なんとかもう一度ひっくり返してやろうと思いましたが、そのチャンスが訪れず数秒差の2位となってしまいました。勝てるレースだったと思いますが、ここまでできたことをよしとしなければいけないだろうね」と語りました。

2013.9.7
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