ダイソンMazda Lola MZR-Rがセブリング・テストデーで好感触
Mazda Lola MZR-RでALMSに出場しているダイソンレーシングが、セブリングでのテストデーに参加した。新しいパートナーのG-OIL、モッドスペース、コントラクトコープスとともに2011年シーズンに臨むダイソンレーシング のMazda Lola MZR-Rは今年でアメリカンルマンシリーズ参戦3年目となる。さらにテストデーには、クリス・ダイソン、ガイ・スミスのレギュラードライバーに加え、セブリング12時間を含む耐久レースにエントリーする予定のジェイ・コクランも参加した。
「自分にとって、ダイソンレーシングはウォーキンショーやフェラーリのようなもの。数々のチャンピオンや勝利を手にしているダイソンレーシングはアメリカンモータースポーツのベストチームの一つ」とコクランは語った。 「テスト結果は良好。ダイソンレーシングはとても乗りやすい素晴らしいクルマに仕上げている。これまでいろいろなレーシングカーに乗ってきたけど、操作性がトリッキーな難しいクルマも沢山あった。でも、Mazda Lola MZR-Rは素晴らしい」
ダイソンもテスト結果に満足しており、「とても有意義な2日間だった。新しいエンジンセッティングもエアロボディの仕上がりも良い。マツダパワーのローラは完成の域に達してきている」とコメントした。
スミスは、「クルマはいたって快適。新レギュレーションは、マシンのパワーダウンと重量増をもたらすが、チームは、その重量増とシャシーを上手くバランスさせ、AERマツダエンジンも十分なパワーレベルを発揮している」と語った。
第59回 Mobil 1 セブリング12時間レースは、2011年のアメリカンル・マンシリーズとインターナショナル・ル・マンカップの初戦となる。合計59ものグリッドが用意され、現地時間3月19日10:30にスタートする。
2011.2.15
|