ダイソンマツダMZR-Rが、次のALMS第3戦から2台体制に強化

ALMSに参戦中のダイソンレーシングは、第3戦ライムロックパークから#20 ローラ マツダMZR-Rを1台追加投入し、残り7戦を2台体制で戦う。ドライブするのはハマイド・アル・マサオードとスティーブン・ケーン。
ダイソンレーシングの副社長クリス・ダイソンは、「#20を復活させ、彼らとチームが組めてとてもうれしく思う。ハマイドは、トップドライバーに必要な情熱と集中力を持っており、スティーブンは、速さと持久力を併せ持ち、マシンセッティングの指示はとても的確だ。彼らとは出来るだけ長くレースを続けたいと思う」と語った。

「ダイソンレーシングは、まさにプロフェッショナル。ドライバー、チーム、エンジンで現在シリーズ1位。そのダイソンの第2チームとして迎えてもらい光栄に思います。クルマは、アクセルレスポンス、接地感、エアロダイナミクス、ブレーキのどれを取っても素晴らしい。スティーブンもチームクルーも、自分も含め、次戦のライムロックが待ち遠しいです。」とハマイドは語った。

ハマイドは、2010 FIA GT4選手権にアストンマーチンで出場し、ポールリカードで5位を獲得。2011年にはドゥバイ24時間耐久のSP3クラスで2位を獲得している。

スティーブン・ケーンは、2003年のシルバーストーンで、マクラーレンF1のテストドライバーに選ばれており、英国フォーミュラ3、ルノーワールドシリーズ、英国ポルシェカレラカップ、BTCCなどの参戦経験を持つ。

「我々の目標は、レースで勝ち、シリーズチャンピオンを獲得すること、そして、マツダの品質、耐久性、信頼性を証明することです。ダイソンが#20を復活させ、ハマイドとスティーブン、そして彼らのパートナーをマツダファミリーに迎え入れることをとてもうれしく思います」とマツダモータースポーツ担当ディレクターのジョン・ドゥーナンが語った。

2011.6.18
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