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ポールスタートのマツダMZR-R、ホームグラウンドで3位フィニッシュ
2010 American Le Mans シリーズ第3戦
マツダレースウェイ・ラグナセカ(カリフォルニア)

American Le Mansシリーズ第3戦は、コークスクリューで有名なマツダのホームグラウンド、マツダレースウェイ・ラグナセカで開催された。

予選をトップタイムで通過し、6時間の耐久レースをポールポジションからスタートした#16 Dyson マツダ MZR-R は、決勝でも快調な走りでラップを重ねた。クリス・ダイソンがスタートし、その後アンディ・メイリックにバトンタッチしたマツダMZR-Rは、序盤から中盤にかけてトップグループから抜け出しトップを快走。しかし、3時間が経過したところで長いコーションラップがあり、タイヤが十分に冷えたコーション明けの最終コーナーでスピン。後続の車両と接触し、ボディ修復のためピットストップを余儀なくされてしまう。フロントカウルを交換し首位から1周遅れの2位でコース復帰した後は、ガイ・スミスの果敢な攻めの走りで連続ファステストラップを叩き出し、猛然とトップを追い上げてギャラリーを沸かせた。しかしながら、ゴールまで残すところ25分というところでメカニカルトラブルが発生し、コース上でストップ。結果として総合3位でのフィニッシュとなった。

スタートを務めたドライバーのクリス・ダイソンは、「昨日はポールポジションを獲得し、今日はファステストラップを記録し、昨年のチャンピオンと競りあっても負けない実力を示すことが出来た。今回は、良い戦いをしながらも勝つことは出来なかったが、3位を獲得した。これからも良いレースをしていきたい」とコメントした。

2010.5.25
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