American Le Mans Series最終戦は、マツダのホームグラウンド、MAZDA レースウェイ ラグナセカで行われた。
決勝レースでは、#16 BP Mazda MZR-Rが後方スタートながら最初のピットストップまでに2位に浮上。後半を受け持ったGuy Smithがトップを走る格上クラスのAcura ARX-02に迫った。しかし、レース終盤の150周目にバックマーカーと接触。サスペンションにダメージを負って勝負圏内から脱落してしまう。Guy Smithは、「不運があったけど、クルマはすばらしかった。エキサイティングなレースができたと思っている」と語った。
#16はBPの開発した新燃料のブタノールでの走行のため、前回に続きポイント圏外での参戦だが、今回のレースでその高いポテンシャルを証明した。
一方の#20は、これまでのグリーン/ホワイトから、BPのARCOブランドを表すブルー/ホワイトのカラーリングで参戦した。しかしながら前回の優勝を再現することは出来ず、メカニカルトラブルでリタイヤとなってしまった。