水素ロータリーRX-8、2010年ル・マンに登場!

ル・マン24時間レースの未来像とサポートイベントについて発表された。このル・マンの新たな幕開けとなるイベントにRX-8水素ロータリーが参加する。

<以下、発表の概要>
ル・マン24時間レースは1923年の第1回大会以来、いつの時代も自動車開発の研究室として開催されてきた。今日の自動車業界には既に燃料改革が始まっており、レース界においても新プロジェクトがスタートすることになる。ACOとル・マン24時間レースは、常に世界の先進技術をテストする最高の舞台を用意するという義務感から、第78回ル・マン24時間レースのスタート直前に、自動車メーカーによる新エネルギー車のデモ走行イベントを開催する。

参加するのは新エネルギーで走行するアバンギャルド・スポーツカー。ポルシェ911 GT3R ハイブリッド、アウディ e-トロン、プジョーRCZ ハイブリッド4、フェラーリ599XX HPDC EV、テスラEV、マツダ RX-8水素ロータリー、水素エンジンBMW、フォルクスワーゲン シロッコ 天然ガス、SECMA F16 EV、ANDROS EVの10台。決勝当日の6月12日(土) 12:10にデモ走行がスタート。著名ドライバーがステアリングを握り、全長13.629kmのサルトサーキットを2周した後、14:00から翌日の日曜16:00までパドックに展示される。なお、RX-8をドライブするのは寺田陽次郎さんである。

ACOの新2011年レギュレーションでは、より小型・軽量なCO2排出量の少ないエンジンに備えており、電気モーターで燃費をサポートするハイブリッドカーが勝つチャンスも大いにある。近い将来には、電気自動車、ナチュラルガス・エンジンなどが、このサルトサーキットでメーカー間のバトルを繰り広げることになるだろう。

2010.6.3
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