ダイソン・ローラ・マツダLMP1、ALMSロングビーチ戦はリタイヤ

4月20日にカリフォルニア州ロングビーチの市街地コースにてALMS第2戦が開催され、ダイソンレーシングのローラ・マツダLMP1マシンは、スタート後30分で第11コーナーのヘアピンで壁に接触。そのままリタイヤとなりました。

「今の時点で正確な状況は不明ですが、データとクルマをよく検査し、原因を突き止めるつもりです」とクリス・ダイソンは語りました。「最初のイエローコーションが終了し、グリーンフラッグが提示された直後の出来事でした。僕は2位を走っていましたが、ターンインの際にクルマが反応せず、ヘアピンのウォールに当たってしまいました」

ダイソンレーシングは、ここでのALMSレースがインディカーのロングビーチGPと同時開催となって以来8回このレースに出場し、6回のポディウムフィニッシュを遂げています。ガイ・スミスは、このたび総合2位で予選を終えており、ストリート対決に燃えていました。「良い位置からのスタートだったので、十分勝負権はありました。昨年はP1サイズの大径タイヤに慣れておらず手探りでしたが、今年はミシュランタイヤにスイッチしたので、路面温度さえ上げれば、あとはクルマのバランスさえ気をつけていれば良かったぐらい」と悔しがっていました。

ダイソンはさらに、「本当に惜しいレースを落としたと思います。しかし、気持ちを入れ替えて、マツダレースウェイ・ラグナセカでの次戦に向けて準備をしなければなりません。レース前にテストも実施します。今シーズンはまだ始まったばかりであり、勝てるレースはまだ10分の8が残っています」と話しています。

2013.04.22
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