ダイソンレーシング、ニューマシンでALMS第1戦P1クラス優勝 2012 ALMS第1戦セブリング12時間レース
アメリカンルマンシリーズ(ALMS)とFIA世界耐久選手権の併催となったALMS第1戦セブリング12時間レース(決勝レースは17日午前10時30分スタート)において、ニューマシンLola B12/66 Mazdaで参戦したダイソンレーシングがALMSのP1クラス優勝(P1総合4位)を果たした。ガイ・スミス、スティーブン・ケインと組んでこのニューマシンをドライブしたクリス・ダイソンは、「今年も引き続きシリーズチャンピオンを獲得することが今シーズンの目標だが、初戦で優勝ポイントを確保できたことはシーズンのスタートとして申し分ない」と語った。
ダイソンレーシングに英国のローラカーズからニューマシンが届いたのは、レースの僅か12日前。それにもかかわらず、レース中のメカニカルトラブルといえば6時間経過時点でのスロットルマッピングの変更だけ。チームは、このフロリダ州中部のセブリングレースコースに9日間滞在し、合計142時間でマシンを仕上げて開幕戦勝利を手に入れた。ドライバーのガイ・スミスは、「この勝利は、チームクルーの実力を証明するもの。しかも第60回セブリング記念大会での勝利は特別だ」と語り、「パートナーの協力体制も素晴らしい。マツダはもちろんのこと、モッドスペース、G-OILのサポートには本当に感謝している。ローラとは既に長期にわたるパートナーとなり、ダンロップは毎週末新しい提案をしてくれる。AER(アドバンスドエンジンリサーチ)は、2リッターターボのマツダMZR-Rエンジンの性能向上に余念がない」とクリス・ダイソンは付け加えた。
2012.3.19
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