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OAKレーシング、2010 Le Mansシリーズ開幕戦は2位・4位
ルマンシリーズ第1戦ポールリカール8時間レース 2010.4.11

OAKレーシング・マツダフランスチームが、2010年シーズン開幕戦で確実にポイントを獲得した。#35のギラウム・モローとリチャード・ハインがトップと同一周回での2位表彰台に上り、#24のマティウ・ラハイエとジャック・ニコルが3位と同一周回ながら惜しくも表彰台を逃しての4位でフィニッシュした。

チームは決勝前日まではトラブル続きであり、金曜の練習走行では#24がエンジントラブルに悩まされ、土曜には#35が同様にエンジントラブルに見舞われた。さらに予選当日は、#35はエンジン交換のため、満足にラップすることができなかった。それでも#24のラハイエが持ち前のパフォーマンスを発揮して3番グリッドを奪取した。

しかし、決勝スタート後にもトラブルは続く。モローがドライブする#35はタイヤがパンクし、早々にピットイン。一方の#24ラハイエはイエローフラッグで前車を追い越してしまい、ペナルティを喫し、ニコルも同様のペナルティを被ってしまう。

しかしながら、数々のトラブルの中でも2台のペスカローロはレースを諦めず、徐々に順位を回復させ、一時は#35がトップを奪う。しかしながら、ラスト1時間で#35は2位に、#24は4位に順位を落とし、そのままチェッカーとなった。

チームマネージャのフランソワ・シカールは、「ジャックとマティウが表彰台に立てて良かった。また、今回のレースで我々のマシンの戦闘力の高さが証明できたことと、獲得したポイントに満足している」と語った。

2010.4.16
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