ALMS第7戦 ダイソンMazda MZR-Rが1-2フィニッシュ
2011 American Le Mansシリーズ 第7戦 Baltimore Grand Prix, MD, September 3, 2011
ALMS第7戦バルチモアグランプリにおいて、ハマイド・アル・マサオードとスティーブン・ケーンのドライブする#20ダイソンLola Mazda MZR-Rが初優勝を獲得し、クリス・ダイソンとガイ・スミスの#16ダイソンLola Mazda MZR-Rが2位を獲得。MZR-Rが1-2フィニッシュを飾った。
#16のスターティングドライバーを務めたダイソンは、「スタートから飛び出し、出来るだけ他車を引き離す作戦だった」と説明した。2台のダイソンLola Mazda MZR-Rは、スタートから45分後に発生した最初のイエローフラッグでピットイン。燃料補給、タイヤ交換、ドライバーチェンジを実施した。しかしながら、#16のピット作業が長引き、#20が先にコースインしレースをリードした。
ケーンは、「こんな短い期間で優勝できるなんて信じられない。クルーの全員が素晴らしい仕事をした。初めてハマイドとチームを組んだとき、彼な何か特別なものを持っていると感じた。ハマイドに、君はいつかトップに立つだろうって話したんだ」と語った。ハマイドは、「我々はALMSに参入し、わずか5戦目で優勝できた。我々の実力が十分通用するということだと思う」と語った。「2台のマシンの性能を上げることは容易ではない。表彰台の写真ではドライバーがメインだが、実際にはマツダ、G-OIL、モッドスペース、ダンロップ、AERもシャンペンシャワーを浴びるべきだろう」とダイソン。 スミスは、「今回の2台での成果は、残りのマツダレースウェイ・ラグナセカでの6時間レースと最終戦のプチ・ルマンの10時間レースのタフな2戦にむけて大きな弾みとなった」と語った。
今回のレースを終えて、ロブ・ダイソンは、「バルチモアのファンは素晴らしく熱狂的だ。全ての高層ビルの屋上までレース観戦をするファンでいっぱいだった。彼らからエネルギーをもらった」と語った。
2011.9.9
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