ダイソンレーシング、ペナルティを克服しALMSモスポート総合2位獲得
2012 ALMS 第5戦ボウマンビル

ダイソンレーシングの#16ローラB12/66マツダが、7月21日に行われたALMS第5戦モスポートグランプリ(カナダ・オンタリオ州)で総合2位を獲得しました。一方、#20ローラB12/80マツダもクラス3位総合5位の好成績を収めました。

イエローコーション後の再スタート時に受けたペナルティにより、一時は大きくポジションを落とした#16ローラ B12/66マツダでしたが、ドライバーのガイ・スミスが果敢に巻き返しを図って順位を劇的に挽回。レースのセカンドベストとなる自己ベストタイムを、フィニッシュまで残り4周となる113周目に記録するなど、ゴールまで諦めない走りを見せ、総合2位に入賞しました。

レースを終えて、スミスは「マシンは最後まで良く走りました。今回は、いろいろなタイヤを試しましたが、今回のレースで使ったタイヤがいままでで一番良かった。イエローフラッグの後の再スタートでペナルティを課せられてしまい、40秒もの差を広げられてしまいましたが、25秒、15秒と差を縮め、さらにプッシュし続けました」と振り返りました。一方の#20をドライブするエリック・ラックスは、「とても良いレースでした。ダイソンレーシングでのレースでベストの走りができました。クルマについても多く学ぶことが出来ましたし、チームメイトのトニーは必要以上に良い仕事をしてくれました。最初の練習走行でのトニーのラップはとても速く、彼のコース経験とダイソンのクルーによるセッティングは素晴らしいものでした。ダイソンでレースができて、とても嬉しいです」と語りました。

2012.7.26
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