MazdaエンジンでALM参戦中のダイソンレーシングが、 バイオエンジンオイルで環境性能を強化
グリーンアーステクノロジー社がダイソンレーシングの2011年シリーズのメインスポンサーに決定した。同社が供給する環境にやさしいエンジンオイル「G-OIL」を実戦で使用する。G-OILは従来の石油ベースのエンジンオイルとは全く異なる世界で最もエコフレンドリーなバイオオイルであり、廃油は微生物によって分解される。アメリカ石油協会(API)よりバイオベースのオイルとして初めて正式認定されたオイルである。
ダイソンレーシングのクリス・ダイソンは、「グリーンアーステクノロジー社のバイオテクノロジー商品やバイオエンジンオイルは賞賛に値する。ダイソンレーシングは2009年よりALMSにバイオ燃料イソブタノールで参戦し、昨年のミッド・オハイオでバイオ燃料として初となる優勝を獲得した。ALMSで最もエコロジーなチームとして、イソブタノールに続いてこのバイオエンジンオイルG-OILを使うことに誇りを持っている」と語った。
「私達はダイソンレーシングと耐久レースの最高クラスであるALMSのLMP1クラスに参戦することでG-OILの真価を証明する」とグリーンアーステクノロジー社の社長兼CMOであるジェフリー・ローチは語った。
「この2年間、マツダ・ローラクーペを育成し続け、昨年はとても強いマシンに仕上がった。ガイ・スミスとチームを組むのは今年で7シーズン目となり、チームワークは抜群だ。継続することが力となり、今年もダンロップと協力する。マツダとのパートナーシップも3年目となった。今年の目標はLMP1クラスで優勝すること」とダイソン。
ダイソンレーシングのALMS2011シーズンは、2月9-10日開催のセブリングでのテストデーからスタートする。
Green Earth Technologies: www.getg.com
2011.1.29
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