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OAKレーシングが2010 Le Mansシリーズに向けて順調な仕上がり

OAKレーシング・マツダフランスチームは、ルマンシリーズ第1戦を目前にして実施されたマニクール(フランス)テストデーに2台のペスカローロLMP2を持ち込んでテスト走行した。2日間のテストデーでは、冬のオフシーズン中に開発された新型エアロダイナミクスボディの完成度を中心にチェックされた。テスト終了後には、今シーズンに向けたマシンセッティングが完了したとコメントした。

新型ボディは、2010年シーズンのリアボディ周りに関するレギュレーション変更に対応するとともに、2009年シーズンで得たデータを基に、よりダウンフォースを高め、空気抵抗を減らすべく、ペスカローロスポールでの空洞テストを重ねて開発されたもの。

チームマネージャのフランソワ・シカールは、「あいにくの悪天候のため、テストデー2日間とも計画通りのテストとはいかなかったものの、短時間ではあるがドライコンディションで走ることが出来、新型エアロダイナミクスボディの効果が確認できた。テストにはギラウム・モロー、マティウ・ラハイエ、ジャック・ニコレの3人のドライバーが参加し、3人とも新しいマシンに好印象を持ったようだ。新型は、ダウンフォースの向上によりフロントタイヤの接地性が増し、より高いドライバビリティを発揮している。」と語った。

第1戦のポールリカール8時間レースは2010年4月11日に開催される。

2010.4.8
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