ALMSロードアメリカでダイソンレーシングは2位スタート2位フィニッシュ

ダイソンレーシングのトニー・バーゲスとクリス・マクマリーは、8月11日にロードアメリカで行われたアメリカンルマンシリーズ(ALMS)戦で2位となりました。

小雨の中行われた決勝レースでは、#16ローラ・マツダP1に乗るマクマリーが慎重にスタート。序盤はトップ5圏内のペースで走り、路面がドライとなってから2位に順位を戻しました。同車は45分後に給油とスリックタイヤへの交換のためピットイン。総合15位でレースに戻ったローラ・マツダP1は、その後バーゲスに交代するまでに再び総合2位に返り咲いています。ダイソンレーシングにとって決定的チャンスだったのは、レース終盤の残り55分の時点でピットストップし、給油することを決断したことでした。ちょうど三度目のイエローコミーションラップ中のことです。他のトップランナー達も、レース終了までには再度給油しなければならないことがわかっていました。バーゲスは、コンペティティブなペースで走りながらも燃費を稼ぎ、ローラ・マツダP1をフィニッシュラインに導いてチームにとって三レース連続の2位ゴールに貢献しました。

トニー・バーゲスは、「レース終盤のマリノ・フランキティとのバトルは楽しかったね。僕らのマシンは薄い空燃比で走る計画だったにも関わらず、ストレートでもまたほとんどのコーナーでも彼らのマシンと同等のスピードで走れました。僕自身もドライブミスはなかったし、これまでで最も満足できる結果です。今日できることはやり遂げた、という感じです。良い一日でした」とコメント。

マクマリーは、「今回は、僕にとってちょっとした新体験でした。僕自身たぶん80回くらいALMSレースには出場していますが、なんと雨のレースは全く初体験だったのです。初レインレースでしたが、うまくやれたと思います。チームは大変素晴らしい仕事をしてくれましたし、ひとたびドライコンディションとなった後はマシンはまさにロックンロール的走りでしたね。2位スタート、2位フィニッシュは大変結構な結果だと思います」と話していました。

ALMS第7戦、8月31日にボルチモアストリートコースで行われ、インディカーレースとの併催となります。

2013.08.14
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