ALMS第4戦 ダイソンMazda Lola MZR-Rが、2位、3位を獲得
2011 American Le Mansシリーズ 第4戦 Mosport International Raceway, Ont, Canada, July 24, 2011
ALMS第4戦、モスポートグランプリにおいて、ダイソンレーシングの2台のMazda Lola MZR-Rが、2位、3位表彰台を獲得した。これによりダイソンレーシングは、モスポートインターナショナルレースウェイでの表彰台獲得記録を更新。16回とした。
ポールスタートのマッスルミルクアストンマーチンを#16 Mazda Lola MZR-Rが追うカタチでのレース展開となり、今回も2台の一騎打ちになるかと思われた。しかしながら、29周目のイエローフラッグの後、少し離れて単独3位を走っていた#20のハマイド・アル・マサオードが一気に差を詰める。その後、57周目でマサオードはスティーブン・ケーンにドライバーチェンジ。ダイソンは61周目までトップを走り、68周目でスミスと交替した。スミスとケーンはスパートをかけ、ともにラップタイムを伸ばし、スミスは95周目にレース最速ラップタイムを記録した。
ダイソンは、「マサオードがミラーに写ったときは驚いたよ。今回はアストンがストレートが速く、こちらに不利だったけど、クリアラップになったときの速さはガイが証明してくれた」と語った。
「この週末で、我々の速さを改めて証明できたと思う。少しだけ改善点はあるけれど、勝てない理由が見つからない」とケーンが語り、マサオードが、「良い結果を残せた。やっとサーキットにも慣れて、リズムよく走ることが出来た。モスポートはタイムアタックするまえに、しっかりとコースを覚える必要がある。良いコースだ」とつづけた。
次戦は8月6日のミッドオハイオ。昨年は、ダイソンとスミスが優勝し、マツダとダンロップ、バイオフーエル・イソブタノールにALMS初の総合優勝をもたらした。
2011.7.26
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