- 2014/05/20
MAZDA Fan ENDURANCE(マツ耐)に参加しました!
5月18日(日)、宮城県 スポーツランドSUGOで開催された2014マツダファン・エンデュランス(マツ耐)宮城ラウンドに、公式レースに参加したことのないMZRacingのスタッフがチームを組み「MZRacing零号AXELA」として参加しました。
マツ耐はマツダ車であればどの車種でも参加でき、2時間半という規定時間内にどれだけサーキット周回できるかを競います。今大会は、ロードスター、RX-8、アテンザ、アクセラ、ファミリア、デミオの合計12台がエントリー。
レースはガソリン満タンでスタートし、途中の給油は禁止。2時間半を無事に完走するために、速さだけではなく、ガソリンの燃費をはじめ、タイヤやブレーキなどの消耗、ドライバーの体力などへの考慮が必要となります。
ドライバーは絶対的な速さを求められず、普段のクルマで参加できるので、レースデビューに最適。1チームにつき4人までドライバー登録ができ、「MZRacing零号AXELA」は男性スタッフ2人(三浦、宮門)と、私 女性スタッフ1人(マリ)の初心者3人チームで参加しました。クルマはスタッフの自家用車アクセラスポーツXD(ディーゼル)です。
18日(日)7時20分~受付を開始。私マリはヘルメットを持っていなかったため、事務局にお借りしました。ヘルメットなどのグッズを揃えるのにも、なかなか費用がかかるので、こういった事務局のサポートが嬉しいです。もう一つ初心者にとって嬉しいサポートが、今年から設けられた「ドライバー・アドバイザー制度」でした。レース経験豊富なアドバイザーが、会場でコースの特徴やドライビングテクニック、マナーについてアドバイスをくれます。私も色々と教えてもらいました。受付後は車検を済ませ、クルマの安全を確認してからブリーフィングへ。
予選は9時~30分間。30分間という短時間のため、各チーム燃料を気にせず走行。「MZRacing零号AXELA」も、3人で交代しながらマイペースにがんばりました。予選後は、給油をして決勝に備えます。決勝では、“第1ドライバー 三浦(40分)⇒第2ドライバー 私(30分)⇒第3ドライバー 宮門(60分)⇒第1ドライバーに戻る(20分)”という配分に決めました。
「MZRacing零号AXELA」は三浦が順調に40分の走行を終え、私にバトンタッチ。他のチームの皆様が上手に追い抜いてくださる中、ややドキドキしながら走行していた私でしたが、数字が苦手なのと極度の緊張から、残り時間を間違え15分もたたずにピットイン!「何があった?!」「短くない?!」と焦る他のスタッフ。早々に第3ドライバー宮門の出番がやってきました。 宮門はチーム内ベストラップを記録。しかし、20分程度でまたもや早々にピットイン!理由はエンジン回転の上げ過ぎによりセーフモードに入ってしまい、パワーが出ない状態になったようです。「回転の上げ過ぎが原因」ということで、スピードの出しすぎができない私が再び乗車。一仕事終えた気でいた私は、まさかの2回目の乗車でした。2回目は、緊張せずに楽しむことができたので、結果的に2回走行できて良かったです。無事に最後のドライバーに交代し、他のチームが燃料切れとならないようにスピードを落として走行する中、AXELAディーゼルの燃費のよさを発揮して、最後は数台追い抜きました!だいぶ周回遅れしていましたので、追い抜いても結果は最下位!それでも、燃料切れの心配もなく、無事に2時間半走り終えることができ、全員がレースを楽しむことができました。途中車体の確認をしてくださったり、アドバイスをいただいた皆様、本当にありがとうございました。
そして表彰式へ。総合優勝は、ロードスター・パーティレースでも上位常連の、泉 多美宏さんと、小松 寛子さんの「TCCロードスター、ダッ!」チーム。レース前のインタビューで「勝ちにいきます!」と宣言されたお二人。泉さんは前回のレースを踏まえて、パーティレースの仲間から速くて小柄な方を選んだそう。「このレースは主導権を握らないと勝てないから最初にぐっといきました」と全てが作戦通り、有言実行でダントツの優勝を果たしました。小松さんは耐久レース初参加で、女性ドライバー初の総合優勝となりました。「SUGOはすごくおもしろいサーキット。1時間以上みっちり走れて勉強になりました。改修された路面がすごく良くなっていて、楽しく走れて結果も出て良かったです。」と、感想をいただきました。
ドライバー・ピットクルー合わせて6人で参加した「AZN・NBロードスター」の皆さんは「スピードを競うだけではないので、他のレースより安全だし友達と一緒に出られるのが魅力です。国際規格のサーキットを12台で走れるなんて贅沢です!」とコメントをいただきました。1人で参加された「みちのくひとりたびアクセラ」の安澤さんは「去年末に買ったアクセラハイブリッドで参加しました。今日はノーマルタイヤで、燃料は全く問題なく走りきれました。走りながら、“あぁ、これがZoom-Zoomだな…”と、オートマでもサーキットを楽しく走れる。また、参加したいです」と、マツダの走る歓びを体感いただけたようです。
また、今回「MZRacing2号デミオ」には、6月のニュルブルクリンク24時間レースに「Mazda MX-5(日本名:マツダ ロードスター)」で出場される加藤彰彬さんがドライバーとして参加されました。次戦も一流レーサーが参戦される予定です。様々な楽しみ方が出来るマツ耐、MZRacing初心者チームもまたぜひ参加したいと思いました。
▼レースの詳細レポートはこちら
https://mzracing.jp/japandomestic/605
▼マツダファン・エンデュランス(マツ耐)公式サイト
http://endurance.mazda-fan.com/
Photo by MZRacing
マツ耐はマツダ車であればどの車種でも参加でき、2時間半という規定時間内にどれだけサーキット周回できるかを競います。今大会は、ロードスター、RX-8、アテンザ、アクセラ、ファミリア、デミオの合計12台がエントリー。
レースはガソリン満タンでスタートし、途中の給油は禁止。2時間半を無事に完走するために、速さだけではなく、ガソリンの燃費をはじめ、タイヤやブレーキなどの消耗、ドライバーの体力などへの考慮が必要となります。
ドライバーは絶対的な速さを求められず、普段のクルマで参加できるので、レースデビューに最適。1チームにつき4人までドライバー登録ができ、「MZRacing零号AXELA」は男性スタッフ2人(三浦、宮門)と、私 女性スタッフ1人(マリ)の初心者3人チームで参加しました。クルマはスタッフの自家用車アクセラスポーツXD(ディーゼル)です。
18日(日)7時20分~受付を開始。私マリはヘルメットを持っていなかったため、事務局にお借りしました。ヘルメットなどのグッズを揃えるのにも、なかなか費用がかかるので、こういった事務局のサポートが嬉しいです。もう一つ初心者にとって嬉しいサポートが、今年から設けられた「ドライバー・アドバイザー制度」でした。レース経験豊富なアドバイザーが、会場でコースの特徴やドライビングテクニック、マナーについてアドバイスをくれます。私も色々と教えてもらいました。受付後は車検を済ませ、クルマの安全を確認してからブリーフィングへ。
予選は9時~30分間。30分間という短時間のため、各チーム燃料を気にせず走行。「MZRacing零号AXELA」も、3人で交代しながらマイペースにがんばりました。予選後は、給油をして決勝に備えます。決勝では、“第1ドライバー 三浦(40分)⇒第2ドライバー 私(30分)⇒第3ドライバー 宮門(60分)⇒第1ドライバーに戻る(20分)”という配分に決めました。
「MZRacing零号AXELA」は三浦が順調に40分の走行を終え、私にバトンタッチ。他のチームの皆様が上手に追い抜いてくださる中、ややドキドキしながら走行していた私でしたが、数字が苦手なのと極度の緊張から、残り時間を間違え15分もたたずにピットイン!「何があった?!」「短くない?!」と焦る他のスタッフ。早々に第3ドライバー宮門の出番がやってきました。 宮門はチーム内ベストラップを記録。しかし、20分程度でまたもや早々にピットイン!理由はエンジン回転の上げ過ぎによりセーフモードに入ってしまい、パワーが出ない状態になったようです。「回転の上げ過ぎが原因」ということで、スピードの出しすぎができない私が再び乗車。一仕事終えた気でいた私は、まさかの2回目の乗車でした。2回目は、緊張せずに楽しむことができたので、結果的に2回走行できて良かったです。無事に最後のドライバーに交代し、他のチームが燃料切れとならないようにスピードを落として走行する中、AXELAディーゼルの燃費のよさを発揮して、最後は数台追い抜きました!だいぶ周回遅れしていましたので、追い抜いても結果は最下位!それでも、燃料切れの心配もなく、無事に2時間半走り終えることができ、全員がレースを楽しむことができました。途中車体の確認をしてくださったり、アドバイスをいただいた皆様、本当にありがとうございました。
そして表彰式へ。総合優勝は、ロードスター・パーティレースでも上位常連の、泉 多美宏さんと、小松 寛子さんの「TCCロードスター、ダッ!」チーム。レース前のインタビューで「勝ちにいきます!」と宣言されたお二人。泉さんは前回のレースを踏まえて、パーティレースの仲間から速くて小柄な方を選んだそう。「このレースは主導権を握らないと勝てないから最初にぐっといきました」と全てが作戦通り、有言実行でダントツの優勝を果たしました。小松さんは耐久レース初参加で、女性ドライバー初の総合優勝となりました。「SUGOはすごくおもしろいサーキット。1時間以上みっちり走れて勉強になりました。改修された路面がすごく良くなっていて、楽しく走れて結果も出て良かったです。」と、感想をいただきました。
ドライバー・ピットクルー合わせて6人で参加した「AZN・NBロードスター」の皆さんは「スピードを競うだけではないので、他のレースより安全だし友達と一緒に出られるのが魅力です。国際規格のサーキットを12台で走れるなんて贅沢です!」とコメントをいただきました。1人で参加された「みちのくひとりたびアクセラ」の安澤さんは「去年末に買ったアクセラハイブリッドで参加しました。今日はノーマルタイヤで、燃料は全く問題なく走りきれました。走りながら、“あぁ、これがZoom-Zoomだな…”と、オートマでもサーキットを楽しく走れる。また、参加したいです」と、マツダの走る歓びを体感いただけたようです。
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