- 2018/03/27
太田智喜のダートトライアル奮戦記2017 その3
みなさんこんにちは!デミオ15MBでダートラをしている太田です!2018年を迎えてしばらくたってしまいましたが。引き続き2017年の全日本ダートのデミオ15MBでの参戦内容についてお伝えしていきたいと思います。初めて見る方はこれまでの1、2回目の投稿を見て頂けたら嬉しいです。
さて、早速話は前回の続きからです。
以前お話しした2017年の全日本ダートの開幕戦以外に、私が参戦した大会は5戦!
今回はその5戦に関する軌跡をお伝えいたします。まずはどういったところで全日本ダートが行われているかも含めて紹介していきます。
2017年の開催実績でいうと、既に紹介した第1戦の会場から順に私が出場した経歴も含めて連ねると以下の通りです。
第1戦 丸和オートランド那須(栃木県 那須塩原市) ←出場
第2戦 スピードパーク恋の浦(福岡県 福津市) ←出場
第3戦 サーキットパーク切谷内(青森県 三戸郡) ←不出場
第4戦 オートスポーツランドスナガワ ダートコース(北海道 砂川市) ←不出場
第5戦 モーターランド野沢(長野県 下高井郡) ←出場
第6戦 輪島市 門前モータースポーツ公園(石川県 輪島市) ←出場
第7戦 オートパーク今庄(福井県 南条郡) ←出場
第8戦 テクニックステージタカタ(広島県 安芸高田市) ←出場
これを見ると南は福岡、北は北海道まで全国各地でダートトライアルが行われていることがわかりますね!
「あれ?うちの近くにダートラ場なんてあるんだ!」なんて少しでも思ったそこのあなた!!
2018年はお近くの全日本ダートラ観戦に行ってみましょう!!
さて、前置きがだいぶ長くなりましたが、今回は第2戦からの参戦記を振り返ります。
第2戦の舞台は福岡にあるスピードパーク恋の浦(以下恋の浦)です!このコースはこれまでに過去に全日本初入賞を果たしたり、2位を獲得したことがある相性が良いと思っているコースです(笑)
土質は全日本のコースの中では柔らかいほうで、雨が降ると競技車両でも中々前に進めないこともあったりします。
2017年の恋の浦での全日本は、公開練習日と決勝日で晴れの日が続いていて、良い路面で走ることができました。雨天での大会にならなくて本当良かったです(^^;
また、恋の浦は高低差が大きく、ギャラリーから見える箇所に坂を一気に駆け下りつつ、コーナリングするようなレイアウトもあり、観る方も走る方も迫力のあるコースです!
コースの奥には素晴らしい海の景色が見えるコーナーもありますが、観客はあまり見えないところにあるのと、ドライバーも走行中に見れる状況ではないです(笑)
その他にも、低速の島回りセクションが設けられていたり、細やかなテクニックもタイムアップに欠かせません。この島回りセクションは、コーナリング性能の良いデミオにとってプラスに働くはず。
公開練習日はほどほどの成績で終え、決勝日本番を迎えます。
1本目の走行では中間までは良いペースで走行していていたものの、ゴール間際のシケインにオーバースピードで土手に突っ込んでしまい、大きくタイムロス。1本目は最下位となってしまいます。
(1本目の車載動画)
幸い、車両へのダメージは少なく、2本目も問題なく走れると判断。
1本目の反省を活かし、ゴール間際のシケインの処理を入念にイメージしなおすことは勿論ですが、その他の箇所も踏みきれていないor無駄なスライドが多い箇所が多数あったため、そこも修正を行うイメージをします。Bライ競技は2本勝負、走行前のイメージ(人によっては綿密な走り方の組み立て)が大切です。
そういったイメージをし直し、2本目に臨みます!(2本目の車載はカメラにSDカード挿し忘れで撮れず…)
ゴール間際のシケインは問題なくクリアし、その他の箇所も改善を試みたものの、ゴールした時点で既に2位。私はクラスで3番目(12人中)の走者だったため、この時点で、入賞は難しいことがわかります。何故なら、ダートトライアルでは1本目よりも2本目の方が基本的にはタイムが良くなるからです。土の路面といえども、多数の競技車両が走行することで、表面の土がどんどん掘れていき、硬い路面が出てきます。固い路面の方が、タイヤは良くグリップするので、1本目より2本目の方が、走順でいうと後ろのゼッケンが有利となるのがダートトライアルです。
後半ゼッケンの方にどんどん抜かれていき、最終的には9位/12台となり、何とかポイントをゲットする順位に終わりました。(10位まではシーズン表彰に向けたポイントを獲得できます)
デミオのセッティングも少し変更して臨んだ第2戦でしたが、運転方法を含めてまだまだ煮詰めの足らない結果でした。とはいえ、課題が見えない結果ではなかった為、次戦以降に活かすことができます。
こういった1戦1戦の課題の積み重ねをしっかり意識し、改善することで、その後の大会となる第5戦モーターランド野沢は9位(20台中)、第6戦 門前モータースポーツ公園では初の表彰圏内6位入賞(18台中)、第7戦オートパーク今庄では8位(18台中)、第8戦 地元テクニックステージタカタでの大会では今シーズン最高位の4位入賞まで順位を上げてきました。(各大会での車載動画はhttps://www.youtube.com/user/1985Boroに投稿しています。第8戦タカタの動画はスピード感があって見ていても楽しいはず!)
この間、バネやタイヤのセッティング等を見直すのは勿論のこと、無駄のない走りを追求することで、タイムを縮めていくことができました。
とはいえ、まだまだ車両・ドライバーともに成長できるところはあります。更なる改善を重ねつつ2018年はシーズンを通して上位入賞を獲得できるように頑張りたいと思います!
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