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  • 2017/11/27
  • OTHER(海外)

鄧のマツダ3アクセラ、CTCC武漢で4位入賞

 11月18日・19日に中国湖北省武漢市内のストリートサーキットにて、中国ツーリングカー選手権第7ラウンドが行われ、プロダクションクラスにマツダ3アクセラで出場した鄧暁文が4位に入賞。厳しい結果が続いた今季の北京鋭思チームのピットは、明るさを取り戻しました。

 武漢ストリートサーキットは、市中心部にある武漢体育場を一周する公道を閉鎖して設定されました。北京に本拠地を置く鋭思チームは、これまでプロダクションクラスに2台のマツダ3アクセラ(自然吸気1.5リットル車)、スーパーカップクラスにマツダ6アテンザ(ターボ2リットル共通エンジン車)をエントリーしてきましたが、第6ラウンド直前からマツダ6アテンザが不調となり、完全復調ができないため、残りの2レースはプロダクションクラスの2台に集中する方針を固めていました。
 前ラウンドの寧波戦から約1ヶ月のインターバルを活用し、2台のマツダ3アクセラは、電気系の見直しやエンジンリビルトなどを実施。今回の公式予選は、それらを確認するため丁寧に走り、鄧の33号車が24台中17位、董亮の11号車が同18位で通過しました。雨のレースとなった第1レースでは、17番グリッドからスタートした鄧のマツダ3アクセラ・ハッチバックは非常に幅の狭い市街地コースの中、本番である決勝第2レースに備え、衝突などのアクシデントを回避しながら16位/24台で完走。一方、主催者から供給されるECU(マレリ社製)の制御トラブルがクリアできていなかった董のマツダ3アクセラ・セダンは、オーバーヒート傾向を抑え、水温上昇に細心の注意を払いながら、17位/24台で完走しました。
 クライマックスとなった第2レースは、16番グリッドからスタートした鄧の33号車は、危険が潜むこのコースを繊細かつアグレッシブな走りで序盤から上位車を追い上げ、9周で12台をパスすることに成功。しかし、アクシデント発生により終盤に追越し禁止のイエローコーションが出され、それ以上の躍進が拒まれてしまいます。最終的には、4位でゴールイン。表彰台に上るチャンスは逃したものの、非常に目覚ましい走りでテレビ中継のヒーローカーとなりました。一方、董の11号車は17番グリッドからスタートし、無事18位/24台で完走を果たしています。

 マツダ中国は、このレースにあわせて武漢市郊外のカート場にてブランド体験イベント「マツダ人馬一体学院」を実施。148名のマツダ車オーナーを集め、参加者は座学とパブリックビューイング、カート体験などを通じてマツダブランドへの理解を深めました。

Text and Photos by Mazda China

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