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  • 2017/07/07
  • OTHER(海外)

タイTSSバンセンでマツダ2 SKYACTIV-Dが連続優勝

6月29日〜7月2日にタイ王国バンセン市街地サーキットでタイスーパーシリーズ(TSS)第2ラウンドの2レースが行われ、マツダセールス・タイランドの公式チームであるマツダ・イノベーションモータースポーツからスーパーコンパクトクラスに出場したマツダ2 SKYACTIV-Dが2レース連続で優勝を飾り、「マツダ2速し」を印象付けました。

スーパーコンパクトクラスは人気カテゴリーです。これまで強さを誇っていたフォード・フィエスタに加え、ホンダ・フィットやホンダ・ジャズなども参戦し、唯一ディーゼルエンジンを搭載するマツダ2がどれだけ活躍できるかに注目が集まりました。タイで生産するマツダ2ハッチバック・43号車は、ベテランのマナ・ポルンシリチェルド(タイ)がドライブし、29日の予選では強豪を押しのけてポールポジションを獲得。その勢いのまま、30日に行われた第1レースではマツダ2 43号車がポールtoウィンを達成。もう1台のマツダ2セダン・55号車のマイケル・フリーマン(オーストラリア)は、他車と接触してボディにダメージを負い、応急処置のためにピットイン。12位完走となりました。

7月2日には、第1レースの結果でスターティンググリッドが決められる第2レースが行われました。43号車は5番グリッド、55号車は12番グリッドからのスタートです。グリーンライト直後にマナの43号車が5台を一気にパスし、トップに躍り出ました。その後は他を寄せ付けず、ぶっちぎりでトップチェッカーを受けました。また、フリーマンの55号車も12番グリッドからスタートした直後に7位にジャンプアップし、その後も2台をパスして5位フィニッシュ。のちに上位車1台がペナルティを受けて降格したため、4位となりました。2レース連続で優勝したマナは、ドライバーズポイント首位にランキングされています。

レース後にマナは、「クルマには何の問題なく、安定したレース運びができました。しかし、第4戦(第2レース)はハンディウェイトが課せられたため車体が重く、暑さも加わって後半はタイヤグリップが下がって困りました。特にコーナリングが大変でしたが、勝てて良かったです。次も優勝できるように頑張ります」と語り、フリーマンは、「スタートで5台抜いたあと、エンジンパワーが下がってきました。金曜日のレースで接触後リペアしましたが、その影響かインタークーラーが働いておらず、130度 まで水温が上がりパワーダウンしました。それでも自己ベストのタイムが出たし、4位でポイントが取れたので良い週末だったと言えます。このクラスは、非常にコンペティティブになってきました。他チームも、(競争力を)上げてくると思うので、次のレースは我々もしっかり調整して臨みます」と語っています。

Photos provided by Mazda Sales Thailand

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