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  • 2015/05/20
  • OTHER(海外)

中国選手権にマツダ6アテンザとマツダ3アクセラがデビュー

5月16日(土)・17日(日)に中国広州の広東国際サーキットにて2015年中国ツーリングカー選手権(CTCC)開幕戦が行われ、マツダ中国がサポートする「北京鋭思レーシングチーム」からマツダ6アテンザと2台のマツダ3アクセラがデビュー。マツダ3アクセラの1台が不調のためリタイヤだったものの、他の2台は完走を果たしました。

CTCCは、メーカー参戦とクラブチーム参戦のふた通りの形態があり、マツダ中国は後者を選択して有力チームである北京鋭思レーシングチームの参加を支援することになりました。また、クラスは広範囲に改造が許され、エンジン出力も330馬力程度となるスーパープロダクション(SP)クラスと量産車からの改造が制限されているプロダクション(P)クラスが設定されています。北京鋭思レーシングチームは、今シーズンからスーパープロダクションクラスにマツダ6アテンザを、プロダクションクラスに2台のマツダ3アクセラをエントリーしています。

開幕戦の広東ラウンドでは、SPクラスのマツダ6アテンザは、雨上がりの決勝レースを最後尾からスタートしました。チームは、ドライタイヤを選択して追い上げを目論みましたが、路面の乾きが予想よりも遅く、9位でチェッカーフラッグを受けました。12 台中 9 台がメーカー参戦車という環境の中、クラブチームでは唯一完走を遂げることができました。一方、Pクラスではオーガナイザーから指定されたマツダ3アクセラのECUのプログラムがマッチせず、予選結果は惨憺たるもので、予選終了後に旧バージョンに戻し、調整する作業を行うことになりました。なんとかエンジン制御は初期の性能を取り戻しましたが、パワーステアリングの制御が正常ではない状態で決勝スタートを迎えました。2 台のマツダ3アクセラは、最後尾からスタートし、20 号車は1周目に水温が異常上昇してエンジンが停止してリタイヤ。21 号車は、パワーステアリングの不調と戦いながら、同時に水温上昇に神経を使うドライビングを続け、第1レースを20位でゴールしました。第2レースは、20位からスタートし、ナーバスなドライビングを続けながら、なんとか18 位で完走しました。

中国におけるマツダSKYACTIVマシンのモータースポーツ活動は、まだ始まったばかりです。今後チームは急速に力をつけ、メーカーチームに立ち向かうことでしょう。MZRacingでも北京鋭思チームを応援し、CTCCの動向には注目していく所存です。どうぞお楽しみに。

Photo by Mazda China

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