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  • 2021/05/13
  • OTHER(海外)

メキシコ選手権「ラリーRAC 1000」でマツダ2 Rally5が健闘

メキシカンラリー選手権の第2戦として、メキシコのサン・ルイス・ポトシ市で開催された「ラリーRAC 1000」には、69号車(ドライバー:ジェリー・ヘルナンデス(メキシコ)/コ・ドライバー:ルイス・ヘルナンデス(スペイン))と24号車(ドライバー:アルトゥーロ・モレノ(メキシコ)/コ・ドライバー:ペドロ・レイエス(メキシコ))の2台のマツダ2 Rally5が参戦しました。

ラリーは5月7日、8日に開催され、シェイクダウンとスタートセレモニーはタンガマンガ公園(メキシコ国内最大級の美しい国立公園)で行われました。路面は100%グラベルで、総距離は333km、そのうち113kmが高速ステージとなっています。ラリーは全12ステージ(ラ・エンカルナシオン1・2、エル・アレナル1・2、ラス・ペトロニラス1・2、アワラルコ1・2、アレナル・デ・モレロス1・2、サンタ・テレサ1・2)で構成され、正午には45分間のサービスパークで車両のメンテナンスが行われました。気温は30℃を超え、終盤に大雨が降ってぬかるんだ状態になるまで、ほぼ全行程にわたって高温でドライなコンディションが続きました。

69号車は「Rally5ライト」クラス1位(総合7位)でフィニッシュしました。ジャンプ中にスキッドプレートやラジエターフレームなどを破損したため、その後のラリーは控えめなペースでの走行となりました。しかし、ルノー・クリオRSR 170hpシーケンシャルやランサーEVO Xなどのハイパワーなライバル車を相手に2ステージを制し、マツダ2 Rally5が首尾よく走れば、とても楽しく速いラリーカーであることを証明しました。24号車は「Rally5ライト」クラスで2位(総合10位)を獲得しています。

ジェリー・ヘルナンデスからのコメント 「マツダ2 Rally5にとって初のグラベルイベントでしたが、各ステージでリズムをつかみながら大きく成長することができ、このラリーを完走できてとても嬉しいです。コ・ドライバーのコメントも非常に良かったのですが、日中、雨が降り始め、路面が全く異なる天候になったため、厳しい状況になってしまいました。それでも、マツダ2をゴールに導くために慎重に走りました。今後もこの調子で頑張ります」

マツダ2ラリーカーは、出場を重ねるごとに進化しています。 次のイベントは、8月13〜15日に開催されるFIA NACAMラリー選手権のラリー・レオン(WRC MEXICOと同じステージで開催される)です。

[プロモーション動画]
Mazda 2 Rally5 by GHR Motorsport (YouTube 1’32”)

Text by MZRacing Photos by GHR Motorsport

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