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  • 2020/11/20
  • OTHER(海外)

マツダ2 SKY-DがタイTSSシリーズでチャンピオンカーに

11月14日〜15日(日)にタイランド中部のチャーンインターナショナルサーキットにてTSS(タイスーパーシリーズ)第3戦・第4戦が行われ、10月31日・11月1日に行われた同シリーズ開幕戦および第2戦でも活躍したイノベーションモータースポーツの2台のマツダ2ディーゼルが第3戦で1-2フィニッシュを決め、第4戦では両車ともマシントラブルに悩まされるものの、必要なポイントを稼ぐことに成功。スーパーコンパクト部門、60分レース部門の両カテゴリーでチームチャンピオン、ドライバーチャンピオンを手に入れました。

本年イノベーションモータースポーツは、マツダ2ディーゼルの制御システムを一新。240 HPのホンダCRZや250 HPを発生するジャズ(フィット)ターボと戦うもので、2台のマツダ2ディーゼルは驚異的なリザルトを残しています。マツダ2には独自開発したクロスレシオギアボックスを搭載しており、それも強みとなっています。

土曜日の第3戦では、マナとチーム代表のマイケル・フリーマンがドライブする55号車マツダ2ハッチバックは45分時点までレースをリードしていましたが、追いついた43号車マツダ2セダンを駆るジャルートが逆転し、2台並んでチェッカーフラッグを受けています。日曜日の第4戦は、2台ともマシントラブルが発生し、予選は最後列となりました。しかし、チャンピオン獲得のため43号車は7位以内で完走する必要がありましたが、ジャルートはプッシュし、6位でレースを終えています。また、55号車は最終的には2位まで順位を上げてポディウムフィニッシュしました。

チーム代表のマイケル・フリーマンは、「IMSAセブリングでマツダプロトタイプが総合優勝したと聞きました。私たちもチャンピオンとなったので、世界の西と東でマツダが活躍したことをとても誇らしいと思います。今年はCOVID-19のおかげで、厳しいシーズンとなりましたが、この間にマツダ2の競争力は確実に進化しましたし、若く新しい才能を見つけることができました。早くも来シーズンが楽しみです」と語っています。

Text by MZRacing, Photos by Mazda Sales Thailand

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