- 2016/08/24

マツダベルギー・プレス・チーム、ゾルダー24時間にグローバルMX-5カップカーで参戦

8月20日〜21日にゾルダー24時間レースがベルギーのゾルダーサーキットで開催され、マツダベルギーはモータースポーツジャーナリストのチームを構成し、グローバル・MX-5カップカーでエントリーしました。
ゾルダー24時間レースはベルギーのレーシングカー選手権(ベルカー)のラウンドとしてカウントされており、プライベーターのエントリーが許可されています。ベルカー1からベルカー5の5つのカテゴリーがあり、参戦するマシンはプロトタイプはもちろん、ポルシェ911やBMW M3なども走っています。 マツダベルギーは、今年のレースにマツダMX-5カップカーを1台エントリー。ベルカー5カテゴリーで走らせました。ライバルは9台の BMW クラブスポーツとBMW E90 325i 1台でした。カップカーのステアリングを握るのは、ベルギー最大のモータースポーツ誌から抜擢された5名のジャーナリストドライバーです。
彼らはジャーナリストであるにもかかわらず、完全なアマチュアではありませんでした。MZRacingの読者の中にはベルギーでナンバー1カーマガジンである「Le Moniteur Automobile / AutoGids」の編集長グザビエ・ダフェを思い出すかもしれません。彼は昨年、マツダデザイン本部長である前田育男さんと一緒に、スパでR100ロータリークーペをドライブしたひとりです。また、ターボ・マガジン(モータースポーツとスポーツカーの雑誌)の編集長ブノワ・ガランドはレース経験豊富で、2年前にもMX-5でこのレースを戦っています。AutoWereld(ベルギーのナンバー2カーマガジン)のハンス・ディエルクスも同じチームのドライバーでした。そして、AutoNews(モータースポーツとスポーツカーの雑誌)のブノワ・レイズは、本格的なカーレースは初参戦ながら、豊富なカート経験を持っています。残るひとり、AutoTrends(ベルギーのナンバー3カーマガジン)のマクシーム・パスチュアはフォルクスワーゲン・ファンカップなどの耐久レースに出場した経験もあり、バルセロナで開催されたグローバル・カップ決勝レースにワイルドカードとして、エントリーした経験もあります。
チームが走らせるグローバルMX-5カップカーはマツダモーターヨーロッパから提供され、タイヤを除き完全に米国仕様でした。ただしタイヤはグローバルMX-5カップで採用されているBFグッドリッチのスリックタイヤではなく、ヨコハマを履いています。チームは、土曜日の予選を終えてクラス3位、総合35位と好調な滑り出し。レースでもいい結果を残す期待が高まりました。
レースは同じ土曜日の午後4時30分にドライコンディション。マツダベルギージャーナリストチームは3番グリッドからいいスタートを切り、BMW勢とも接戦を繰り広げながらラップを重ねます。さらに、翌朝から昼頃まで続いた大雨というヘビーコンディションでも、粘り強い走りを見せました。しかしレース中盤、マシンのホイールが外れてしまうトラブル、さらに燃料系のトラブルと、立て続けてのピットインを余儀なくされ、大きなタイムロスとなりました。
それでもチームは24時間レースを無事完走。クラス8位と総合35位でフィニッシュできました。チーム代表でマツダベルギー広報マネージャーのピーター・ジェモエツは「グローバルMX-5カップカー素晴らしいマシンです。ドライバーは全員、シャシーが優れていると言っています。運転しやすく、バランスもいい。コーナーリングは誰よりも速い。みんなすごく楽しんでくれました。初めてのゾルダー24時間レースとなった3人は、間違いなく一生マツダファンになるだろう。ふたつの大きなトラブルがなかったら、クラス優勝の戦いに参加できたかもしれないと思うと、結果は少し悔しいけれど、来年リベンジし結果をみせたい!」と語りました。
チームのドライバー代表、グザビエ・ダフェは「僕自身にとって素晴らしい週末となりました。僕はチームのみんなと楽しい週末を過ごせたし、どんなコンディションでも本当にセンセーショナルなドライブができるMX-5のおかげで、レースをすごく楽しめました。結果は期待通りとはいかなくて、チームのポテンシャルを発揮し切れなかったけれど、それもモータースポーツです。この冒険で、たくさんの新しい出会いもあり、もし来年もできるならまた走って、もっといい結果を出したい。それだけではなく、レース以外でもまたMX-5で走りたい」と語っています。
マツダベルギーは来年のゾルダー24時間レースにも参戦する予定で、さらにベルカー選手権の他のラウンドでもグローバルMX-5カップカーを走らせる可能性もあります。加えて、もう1台のMX-5をエントリーすることも検討中とのこと。MZRacingは、これからもマツダベルギーからのニュースをフォローしていきます。
ゾルダー24時間レースはベルギーのレーシングカー選手権(ベルカー)のラウンドとしてカウントされており、プライベーターのエントリーが許可されています。ベルカー1からベルカー5の5つのカテゴリーがあり、参戦するマシンはプロトタイプはもちろん、ポルシェ911やBMW M3なども走っています。 マツダベルギーは、今年のレースにマツダMX-5カップカーを1台エントリー。ベルカー5カテゴリーで走らせました。ライバルは9台の BMW クラブスポーツとBMW E90 325i 1台でした。カップカーのステアリングを握るのは、ベルギー最大のモータースポーツ誌から抜擢された5名のジャーナリストドライバーです。
彼らはジャーナリストであるにもかかわらず、完全なアマチュアではありませんでした。MZRacingの読者の中にはベルギーでナンバー1カーマガジンである「Le Moniteur Automobile / AutoGids」の編集長グザビエ・ダフェを思い出すかもしれません。彼は昨年、マツダデザイン本部長である前田育男さんと一緒に、スパでR100ロータリークーペをドライブしたひとりです。また、ターボ・マガジン(モータースポーツとスポーツカーの雑誌)の編集長ブノワ・ガランドはレース経験豊富で、2年前にもMX-5でこのレースを戦っています。AutoWereld(ベルギーのナンバー2カーマガジン)のハンス・ディエルクスも同じチームのドライバーでした。そして、AutoNews(モータースポーツとスポーツカーの雑誌)のブノワ・レイズは、本格的なカーレースは初参戦ながら、豊富なカート経験を持っています。残るひとり、AutoTrends(ベルギーのナンバー3カーマガジン)のマクシーム・パスチュアはフォルクスワーゲン・ファンカップなどの耐久レースに出場した経験もあり、バルセロナで開催されたグローバル・カップ決勝レースにワイルドカードとして、エントリーした経験もあります。
チームが走らせるグローバルMX-5カップカーはマツダモーターヨーロッパから提供され、タイヤを除き完全に米国仕様でした。ただしタイヤはグローバルMX-5カップで採用されているBFグッドリッチのスリックタイヤではなく、ヨコハマを履いています。チームは、土曜日の予選を終えてクラス3位、総合35位と好調な滑り出し。レースでもいい結果を残す期待が高まりました。
レースは同じ土曜日の午後4時30分にドライコンディション。マツダベルギージャーナリストチームは3番グリッドからいいスタートを切り、BMW勢とも接戦を繰り広げながらラップを重ねます。さらに、翌朝から昼頃まで続いた大雨というヘビーコンディションでも、粘り強い走りを見せました。しかしレース中盤、マシンのホイールが外れてしまうトラブル、さらに燃料系のトラブルと、立て続けてのピットインを余儀なくされ、大きなタイムロスとなりました。
それでもチームは24時間レースを無事完走。クラス8位と総合35位でフィニッシュできました。チーム代表でマツダベルギー広報マネージャーのピーター・ジェモエツは「グローバルMX-5カップカー素晴らしいマシンです。ドライバーは全員、シャシーが優れていると言っています。運転しやすく、バランスもいい。コーナーリングは誰よりも速い。みんなすごく楽しんでくれました。初めてのゾルダー24時間レースとなった3人は、間違いなく一生マツダファンになるだろう。ふたつの大きなトラブルがなかったら、クラス優勝の戦いに参加できたかもしれないと思うと、結果は少し悔しいけれど、来年リベンジし結果をみせたい!」と語りました。
チームのドライバー代表、グザビエ・ダフェは「僕自身にとって素晴らしい週末となりました。僕はチームのみんなと楽しい週末を過ごせたし、どんなコンディションでも本当にセンセーショナルなドライブができるMX-5のおかげで、レースをすごく楽しめました。結果は期待通りとはいかなくて、チームのポテンシャルを発揮し切れなかったけれど、それもモータースポーツです。この冒険で、たくさんの新しい出会いもあり、もし来年もできるならまた走って、もっといい結果を出したい。それだけではなく、レース以外でもまたMX-5で走りたい」と語っています。
マツダベルギーは来年のゾルダー24時間レースにも参戦する予定で、さらにベルカー選手権の他のラウンドでもグローバルMX-5カップカーを走らせる可能性もあります。加えて、もう1台のMX-5をエントリーすることも検討中とのこと。MZRacingは、これからもマツダベルギーからのニュースをフォローしていきます。
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