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  • 2018/07/25
  • OTHER(海外)

タイTSSバンセンでマツダ2 SKYACTIV-Dが2位表彰台

7月12日〜15日にタイ・バンセン市街地サーキットにてタイ・スーパーシリーズ第2ラウンド決勝2レースが行われ、マツダセールス・タイランドの公式チームであるイノベーションモータースポーツからエントリーしたマツダ2 SKYACTIV-Dがスーパーコンパクトクラス第2レース(第4戦)で2位となりました。

本年からチームに参加している17歳のスーパールーキー、ジャルート・ジョンヴィセットが衝撃的なデビューウィンを飾った開幕ラウンドのブリラム大会から1ヶ月。第2ラウンドは、バンコクからほど近いリゾートタウン、バンセンビーチの市街地コースでの開催となりました。開幕ラウンドでそれぞれ優勝を飾っているため、2台のマツダ2は55号車(ジャルート)が50kg、43号車(マナ)が25kgのウェイトハンディを搭載しています。長い直線を狭くタイトなスローコーナーでつなぐ市街地コースでは、重量ハンディは車両のパフォーマンスに著しく影響します。12日の公式予選では、43号車が3番手、55号車が6番手となりました。

今回のバンセン市街地レースは、コースコンディションがあまり良くなく、新たに舗装された箇所が特に悪い状態で、クラッシュが多発しました。13日に行われた第3戦決勝レースは、43号車マツダ2がその犠牲になりました。3番グリッドからスタートしたマナは、9周目に2位に上がったところで後続からプッシュされてクラッシュ。リタイヤとなります。これによりレースはセイフティカー(SC)が発動し、そのままレースフィニッシュとなりました。55号車ジャルートは初のバンセンレースにも関わらず臆せず攻めて5位にあがり、そのままレースを終えています。15日の第4戦決勝レースでは、今度はジャルートがクラッシュの餌食となってしまいます。リバースグリッドとなったこのレースで、55号車ジャルートはポールポジションからレースをスタートしました。また、ベテランのマナは10番グリッドスタートながらごぼう抜きを見せて序盤のうちに3位となり、8周目には2位にあがると、55号車とのランデブー体制を築きます。しかし、10周目にジャルートの55号車がコントロールを失い、コンクリートウォールにヒット。マシンはフロント部が大破してレース続行不能になり、SCランへ。そのままレース終了となり、43号車マツダ2ディーゼルのマナが2位表彰台に上がりました。

マナ・ポルンシリチェルド(43号車マツダ2 SKYACTIV-D)のコメント
「第3戦は後続車にプッシュされリタイヤだったので、第4戦は気合を入れて上に上がろうと思っていました。イエローコーションラップになったので、再スタートでトップを狙っていたのですがそのまま終了してしまいました。(金曜日のレースでクラッシュしたマシンを)夜中までかかって修理しくれたチームスタッフに感謝しています。次回は、弟分のジャルートと一緒に1-2フィニッシュしたいですね」

次戦は、8月末にパタヤビーチのビラサーキットで行われます。

Text & Photos by Innovation Motorsports

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