- 2017/08/22
MX-5カップカー、ゾルダー24時間レースでクラス2位入賞
8月19日・20日にベルギー北部のゾルダーサーキットで行われた2017年ゾルダー24時間レースにマツダベルギーからマツダMX-5カップカー1台がエントリーし、クラス2位(43台中総合28位)に入賞し、ジャーナリストで構成されたドライバー5名が表彰台に上がりました。
マツダMX-5が戦ったクラス7Cは6台が属し、MX-5以外は全てBMWでその内2台はBMW M3でした。公式予選では、MX-5はパワーで勝るBMW M3に10秒以上の差をつけられクラス5位となっています。MX-5のドライバーは、クサビエ・ダフ、ハンス・ディエクス、ステファン・ルメレ、マキシム・パスツール、アントニオ・フェルマッチョの5名で、全員がモータージャーナリスト。それぞれレース経験のあるメンバーで、中でもルメレは本年のルマン24時間レースにも出場した経験をもっています。MX-5カップカーは、マツダUSAモータースポーツが開発したGLOBAL MX-5カップ出場車と同じアメリカ仕様のMX-5で、ロールケージやサスペンションはカップカーと同一仕様となっていますが、昨年のゾルダー24時間レースに出場した結果から、安全のためブレーキだけは耐久レース仕様に変更されています。
標準仕様のためエンジン出力が小さいMX-5は、雨を望んでいました。パワーのあるマシンとの差が縮まるからです。土曜日の16時にレースがスタートすると、幸いなことに雨が降り出しました。そんなコンディションの中、スタートドライバーのルメレはスリックタイヤのまま周回を続け、総合37位から23位までポジションを挽回します。クラスポジションも5位から3位に上げることができました。しかし、午前零時の少し前、シケインへのアプローチで突然フロントサスペンションが壊れ、タイヤ・ホイールが外れてしまうアクシデントが発生。牽引されてピットまで戻り、左フロントサスペンションの修復作業を行いましたが、これで約1時間半をロスします。チームのメカニック達による懸命の作業により、あたかもスウォッチ腕時計のように部品交換はスムーズに完了。MX-5は再びコースに戻って行きました。そうこうする間に上位を走行していたBMWが後退し、マツダベルギーのMX-5に表彰台の可能性が高まってきました。
朝方には、チームのエースであるルメレがクラス2位を走るマシンに迫り、午後には彼はダブルスティントで2位奪取をめざして猛追します。そして、その差が4周にまで迫ると、ルメレは予選タイムよりも速い1分52秒173のベストラップを記録。ついに逆転に成功し、MX-5はクラス2位でフィニッシュしました。総合順位は28位で、逆転した3位のBMWには18周差をつけていました。
なお、総合トップから3位までをノーマM20 FCプロトタイプが占めました。クラス7Cは、1位 BMW E90(650周)、2位 ND型マツダMX-5カップカー(613周)、3位 BMW 120 D(595周)の順となりました。
Photo by Mazda Belux
マツダMX-5が戦ったクラス7Cは6台が属し、MX-5以外は全てBMWでその内2台はBMW M3でした。公式予選では、MX-5はパワーで勝るBMW M3に10秒以上の差をつけられクラス5位となっています。MX-5のドライバーは、クサビエ・ダフ、ハンス・ディエクス、ステファン・ルメレ、マキシム・パスツール、アントニオ・フェルマッチョの5名で、全員がモータージャーナリスト。それぞれレース経験のあるメンバーで、中でもルメレは本年のルマン24時間レースにも出場した経験をもっています。MX-5カップカーは、マツダUSAモータースポーツが開発したGLOBAL MX-5カップ出場車と同じアメリカ仕様のMX-5で、ロールケージやサスペンションはカップカーと同一仕様となっていますが、昨年のゾルダー24時間レースに出場した結果から、安全のためブレーキだけは耐久レース仕様に変更されています。
標準仕様のためエンジン出力が小さいMX-5は、雨を望んでいました。パワーのあるマシンとの差が縮まるからです。土曜日の16時にレースがスタートすると、幸いなことに雨が降り出しました。そんなコンディションの中、スタートドライバーのルメレはスリックタイヤのまま周回を続け、総合37位から23位までポジションを挽回します。クラスポジションも5位から3位に上げることができました。しかし、午前零時の少し前、シケインへのアプローチで突然フロントサスペンションが壊れ、タイヤ・ホイールが外れてしまうアクシデントが発生。牽引されてピットまで戻り、左フロントサスペンションの修復作業を行いましたが、これで約1時間半をロスします。チームのメカニック達による懸命の作業により、あたかもスウォッチ腕時計のように部品交換はスムーズに完了。MX-5は再びコースに戻って行きました。そうこうする間に上位を走行していたBMWが後退し、マツダベルギーのMX-5に表彰台の可能性が高まってきました。
朝方には、チームのエースであるルメレがクラス2位を走るマシンに迫り、午後には彼はダブルスティントで2位奪取をめざして猛追します。そして、その差が4周にまで迫ると、ルメレは予選タイムよりも速い1分52秒173のベストラップを記録。ついに逆転に成功し、MX-5はクラス2位でフィニッシュしました。総合順位は28位で、逆転した3位のBMWには18周差をつけていました。
なお、総合トップから3位までをノーマM20 FCプロトタイプが占めました。クラス7Cは、1位 BMW E90(650周)、2位 ND型マツダMX-5カップカー(613周)、3位 BMW 120 D(595周)の順となりました。
Photo by Mazda Belux
アーカイブ
2022
2021
2020
2019
2018
- 09/11
マツダ2 SKY-DがタイTSSビラで優勝 - 08/24
ブレンダン・リーブスのコロマンデル・ラリー三連覇ならず - 07/25
タイTSSバンセンでマツダ2 SKYACTIV-Dが2位表彰台 - 07/04
マツダ2 AP4+がNZRC南カンタベリーで2位表彰台
2017
- 12/10
マツダ2 AP4+、2017年NZラリー選手権チャンピオンに - 11/27
鄧のマツダ3アクセラ、CTCC武漢で4位入賞 - 11/24
リーブスのマツダ2 AP4、WRCオーストラリア初日の力走実らず - 10/06
タイTSSで「マツダ2 SKY-D」がチャンピオンマシンに - 09/05
リーブスのマツダ2 AP4、NZRCラリーコロマンデルで優勝 - 08/25
2名のマツダ2ドライバー、TSSの選手権ランキング1位・2位に - 08/22
MX-5カップカー、ゾルダー24時間レースでクラス2位入賞 - 07/07
タイTSSバンセンでマツダ2 SKYACTIV-Dが連続優勝 - 07/06
CTCC貴陽戦より新生マツダ6アテンザが本格始動 - 06/27
灼熱のCTCC広州戦、マツダ3アクセラが6位入賞 - 06/21
レジェンド寺田陽次郎、Road to Le Mansレースを完走 - 05/04
TSSブリラム戦でマツダ2 SKY-Dが1-2フィニッシュ - 03/01
タイTSSバンセンGPでマツダ2ディーゼルが大躍進
2016
- 11/11
CTCC最終戦天馬山でもマツダ3アクセラ、マツダ6アテンザが活躍 - 11/02
CTCC貴陽ラウンドでマツダ3アクセラが初優勝 - 09/30
MZRacing北京鋭思、CTCCスーパーカップのクラブ王者に - 09/01
CTCC広州戦にマツダ車4台がエントリー - 08/24
マツダベルギー・プレス・チーム、ゾルダー24時間にグローバルMX-5カップカーで参戦 - 07/17
マツダ2 SKY-D、TSCチャーン国際戦で善戦 - 06/22
CTCC第3戦上海、マツダ3アクセラが2つのクラスで7位完走 - 06/21
CTCC第2戦珠海、マツダ3アクセラが7位完走 - 06/01
CTCC開幕戦、マツダ3アクセラが表彰台
2015
- 11/13
CTCC第8戦、最終戦はマツダ6アテンザの5位が最高位 - 11/02
CTCC第7戦、マツダ3アクセラが1位でチェッカーするも…… - 10/02
CTCC第6戦、マツダ6アテンザとマツダ3アクセラは全車完走! - 09/21
R100ロータリークーペ、加藤さんの「スパ・ドリーム」を叶える - 09/19
夢を乗せた「マツダR100」、ついにスパを走る - 09/04
スパクラシックレースに向かう加藤さん、心境を語る - 08/24
CTCC初参戦の記念すべき年に初表彰台を獲得 - 07/23
マツダ3アクセラ、CTCC韓国戦は完走 - 06/24
CTCC第3戦上海天馬サーキットで、マツダ6アテンザが5位入賞 - 06/08
マツダ応援団300名を前にマツダ3とマツダ6が奮闘 - 05/20
中国選手権にマツダ6アテンザとマツダ3アクセラがデビュー - 05/13
マツダ2 SKYACTIV-D、タイ・スーパーシリーズに挑戦 - 02/17
豪バサースト12時間レースでRX-8、マツダ3が活躍
2014
- 12/15
スーパープロダクションレース最終戦マツダ2のフリーマンが2位
バンセンスピードフェスティバル - 12/14
バンセンスピードフェスティバル、最も多忙な一日
ピート・トンチュアがピックアップチャンピオンに - 12/13
マツダBT50がスーパーピックアップレース第7戦で逆転優勝
バンセンスピードフェスティバル2014 - 11/19
ナイトスポーツRX-8、6度目のマカオは不出走 - 11/10
タイ・スーパープロダクションレースで、マツダ2が大奮闘 - 10/27
豪イースタンクリークにREサウンドが轟き渡る
ワールドタイムアタックチャレンジ2014 - 10/01
マカオGP仕様のナイトスポーツRX-8、国内最終テストを終える - 09/30
ブレンダン・リーブス、オーストラリア・ラリー選手権で勝利を追加 - 09/04
ナイトスポーツ、2014マカオ仕様RX-8をシェイクダウン - 08/05
オーストラリア・スカウトラリーでブレンダン・リーブスが苦闘の末2位 - 07/17
TUSCカナダラウンドで#07マツダ・プロトタイプが6位入賞 - 07/08
タイスーパープロダクションレースでマツダ2が奮闘中 - 07/06
マツダRX-7 Gr.Bラリーカー、グッドウッドを駆け上がる - 06/28
聖地グッドウッドでロードスター25周年記念 - 06/22
マツダMX-5は、クラッシュしてリタイヤ - 06/21
マツダMX-5、公式予選はクラス4位 - 05/13
タイスーパーシリーズ開幕戦セパンレース(マレーシア)でマツダ2が受難をリカバー - 04/06
ARC第2戦フォレストラリーでリーブスのマツダ2 G2が優勝 - 03/20
サッカープレーヤーが「2014マツダ3セレブリティチャレンジ」の勝者に マツダ3セレブリティチャレンジレース - 03/05
ブレンダン・リーブス、ARCキャンベラで開幕優勝 オーストラリア・ラリー選手権(ARC)開幕戦