- 2016/11/11
CTCC最終戦天馬山でもマツダ3アクセラ、マツダ6アテンザが活躍
11月5日(土)・6日(日)に上海天馬山サーキットで中国ツーリングカー選手権最終ラウンドが行われ、第1レースで量産クラスのマツダ3アクセラ(ドライバー:鄧暁文)が4位に、スーパーカップクラスのマツダ6アテンザ(ドライバー:孫正)が5位に入るなど健闘しました。多くのマツダファンが応援に駆けつけた今シーズンのCTCCは、これにて閉幕となりました。
量産クラスのマツダ3アクセラが初優勝を遂げた前ラウンドの貴陽戦から1週間、CTCCチーム一行は約2,200km離れた上海天馬山サーキットに移動し、慌ただしくレース準備を行いました。マツダ中国が支援する北京鋭思チームは、車体をオーバーホールする時間はなかったものの、入念にエンジンチェックを行いレースに臨んでいます。上海天馬山サーキットはコース幅が狭く、タイトなコーナーが続くため、量産クラスの公式予選は2組に分かれて行われました。前回CTCC初優勝をマツダにもたらした鄧暁文が量産クラス21台中7番手タイムを記録し、16歳の賀澤昱がドライブしたマツダ3アクセラセダンは同17位。一方、孫正が駆るスーパーカップクラスのマツダ6アテンザは、9台中7番手となり、陳超のマツダ3アクセラは駆動系トラブルのため出走できず、決勝レースは最後尾からスタートすることとなりました。
マツダ応援団が見守る中行われた決勝第1レースでは、量産クラスでは鄧の積極的な走りが光りました。7番グリッドからスタートした鄧のマツダ3アクセラは、直後に3台をパスして4位にジャンプアップ。その後も上位車の背後に迫りましたが、中盤に発生したアクシデントのためセイフティカー(SC)先導によるイエローコーション走行となり、そのままフィニッシュを迎えたため表彰台には届かず、4位でレースを終えました。また、賀は13位完走となりました。第2レースも鄧のアグレッシブな走りに注目が集まります。鄧は5番グリッドからスタートし、一時3位を走りましたが、その後他車からヒットされて9位に後退。その後猛然と追い上げて6位に入賞しました。彼のファイトあふれるドライビングは、中継のTVカメラが彼を追い続けたことからも明らかなように、見る者を魅了する走りでした。9番手からスタートした賀は、一時6位までポジションをあげたものの他車と絡むアクシデントのため11位でフィニッシュラインを越えました。
スーパーカップクラスでは、2.5リットルのチューニングエンジンを搭載するマツダ勢はメーカーエントリーのパワフルな1.6リットルターボ車との混走となっています。7番グリッドから第1レースをスタートした孫のマツダ6アテンザは、連続するコーナーを利用して先行車両2台をパスし、シーズン最高位の5位でフィニッシュ。陳のマツダ3アクセラは8位でした。しかし、第2レースは孫のマツダ6がアクシデントに巻き込まれてリタイヤしたのに対して、陳のマツダ3が力走を見せ、8位でゴールしました。
北京鋭思チームの本年のCTCCチャレンジは、このレースをもって締めくくりとなりました。一年を通じてチームは力をつけ、優勝を含む上位入賞ができるほどに成長しました。また、ドライバーたちもマシンの進化に合わせてスキルを磨きあげ、ファンの皆さんがワクワクするアグレッシブな走りができるようになりました。そして、「いつかは他の地域のマツダドライバー達と競い合い、グローバルな舞台で活躍したいと思います」(鄧暁文)と夢を語れるようになりました。MZRacingのステッカーやワッペンをつけて走った彼らを誇りに思います。関心を持っていただいたみなさん、ありがとうございました。
Photo by Mazda China
量産クラスのマツダ3アクセラが初優勝を遂げた前ラウンドの貴陽戦から1週間、CTCCチーム一行は約2,200km離れた上海天馬山サーキットに移動し、慌ただしくレース準備を行いました。マツダ中国が支援する北京鋭思チームは、車体をオーバーホールする時間はなかったものの、入念にエンジンチェックを行いレースに臨んでいます。上海天馬山サーキットはコース幅が狭く、タイトなコーナーが続くため、量産クラスの公式予選は2組に分かれて行われました。前回CTCC初優勝をマツダにもたらした鄧暁文が量産クラス21台中7番手タイムを記録し、16歳の賀澤昱がドライブしたマツダ3アクセラセダンは同17位。一方、孫正が駆るスーパーカップクラスのマツダ6アテンザは、9台中7番手となり、陳超のマツダ3アクセラは駆動系トラブルのため出走できず、決勝レースは最後尾からスタートすることとなりました。
マツダ応援団が見守る中行われた決勝第1レースでは、量産クラスでは鄧の積極的な走りが光りました。7番グリッドからスタートした鄧のマツダ3アクセラは、直後に3台をパスして4位にジャンプアップ。その後も上位車の背後に迫りましたが、中盤に発生したアクシデントのためセイフティカー(SC)先導によるイエローコーション走行となり、そのままフィニッシュを迎えたため表彰台には届かず、4位でレースを終えました。また、賀は13位完走となりました。第2レースも鄧のアグレッシブな走りに注目が集まります。鄧は5番グリッドからスタートし、一時3位を走りましたが、その後他車からヒットされて9位に後退。その後猛然と追い上げて6位に入賞しました。彼のファイトあふれるドライビングは、中継のTVカメラが彼を追い続けたことからも明らかなように、見る者を魅了する走りでした。9番手からスタートした賀は、一時6位までポジションをあげたものの他車と絡むアクシデントのため11位でフィニッシュラインを越えました。
スーパーカップクラスでは、2.5リットルのチューニングエンジンを搭載するマツダ勢はメーカーエントリーのパワフルな1.6リットルターボ車との混走となっています。7番グリッドから第1レースをスタートした孫のマツダ6アテンザは、連続するコーナーを利用して先行車両2台をパスし、シーズン最高位の5位でフィニッシュ。陳のマツダ3アクセラは8位でした。しかし、第2レースは孫のマツダ6がアクシデントに巻き込まれてリタイヤしたのに対して、陳のマツダ3が力走を見せ、8位でゴールしました。
北京鋭思チームの本年のCTCCチャレンジは、このレースをもって締めくくりとなりました。一年を通じてチームは力をつけ、優勝を含む上位入賞ができるほどに成長しました。また、ドライバーたちもマシンの進化に合わせてスキルを磨きあげ、ファンの皆さんがワクワクするアグレッシブな走りができるようになりました。そして、「いつかは他の地域のマツダドライバー達と競い合い、グローバルな舞台で活躍したいと思います」(鄧暁文)と夢を語れるようになりました。MZRacingのステッカーやワッペンをつけて走った彼らを誇りに思います。関心を持っていただいたみなさん、ありがとうございました。
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