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  • 2014/12/14
  • OTHER(海外)

バンセンスピードフェスティバル、最も多忙な一日
ピート・トンチュアがピックアップチャンピオンに

バンセンスピードフェスティバルは、12月13日(土)にマツダ関連の決勝レースが3つ行われ、イノベーションマツダチームは多忙な1日を過ごしました。

朝9時からはスーパープロダクションの第7戦決勝レースが行われ、予選9位からスタートしたピート・トンチュアのマツダ2 5ドアハッチバックが6位、8番グリッドからスタートしたマイケル・フリーマンのマツダ2セダンはクラス7位でゴールしました。コース幅が狭く、抜きどころも少ないバンセンでは順位を上げるのは至難の技。決勝レース開始早々のアクシデントにも巻き込まれず、2台のマツダ2はポジションアップに成功しました。

朝方の曇天が一転し、午後は晴天となりました。気温は30度近くまで上がっています。この日のハイトライトのひとつとなったスーパーカーレース・クラス2には2台のRX-8が出場しましたが、マイケル・フリーマンがドライブするナイトスポーツRX-8はドライバーの勘違いによりピットインしてリタイヤ。ピート・トンチュアのRX-8はかろうじてフィニッシュラインを超えましたが、予選を走っていなかったため完走と認められませんでした。フリーマンは、「ストレートでブレーキの前後バランスを調整したら、ペダル感覚に違和感を感じた。マシンを壊してはいけないと思い、リスクを避けてピットインしました。のちに点検したらトラブルでないことがわかり、ホッとしました。明日は思いっきり走りたいと思います」と語っていました。

三つ目の決勝レースはスーパーピックアップでした。前日の第7戦で優勝しているトンチュアは、4番グリッドからのスタートです。オープニングラップでアクシデントが発生したためセイフティカーランとなりましたが、解除後トンチュアはじりじりと上位を追い詰め、周回を重ねるたびに順位を上げていきます。レース半ばで再び逆転としてトップに立ちましたが、その後タービンが破損して、オイルをリーク。残念ながら、フィニッシュラインを越えることなくレースを終えることとなりました。少し張り切りすぎたようですね。しかし、レース後のシリーズ表彰式で2014年のタイ・スーパーピックアップシリーズのチャンピオンに認定され、喝采を浴びていました。トンチュアは、全8戦中本日を含む2レースで失敗しているほかは、6戦すべてに優勝し圧倒的な強さを見せました。

Photo by MZRacing

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