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海外レース

  • 2014/07/06
  • OTHER(海外)

マツダRX-7 Gr.Bラリーカー、グッドウッドを駆け上がる

6月26日から29日に英国南部グッドウッドで行われたグッドウッドフェスティバルオブスピード(FOS)でマツダUKは、1985年にマツダラリーチームヨーロッパが世界ラリー選手権(WRC)で走らせていたマツダRX-7グループBをエントリーしました。

マツダRX-7グループBは、当時ベルギーに本拠地を置いていたマツダラリーチームヨーロッパ(MRTE)のワークス・ラリーカーで、シャシーナンバー10が刻印されています。このマシンは、SA22C型初代RX-7をベースに300PS発生する自然吸気の13B型ロータリーエンジンを搭載しています。1985年のWRCではいくつかのイベントにこのマシンが使われ、アクロポリスラリー(ギリシャ)で総合5位に入賞しています。現在このマシンは英国北ウェールズにあるグループBモータースポーツが所有しており、グッドウッドFOSなどのイベントでデモンストレーションランを行っています。

グッドウッドFOSは、スタートからフィニッシュまで全長1.6マイルのヒルクライムコースで行われるデモンストレーションランが有名で、その高低差は約300フィートと言われています。マツダRX-7は、鮮やかな真紅レッドにリペイントされ、「ブラッバッバッバッ」という独特のアイドリングサウンドを響かせてスタートラインにつき、シグナルにあわせてスロットルを開けると一気にヒルクライムコースを駆け上がっていきました。

Photo by Mazda UK

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