マカオGPロードスポーツチャレンジレース
ナイトスポーツRX-8の谷川達也が総合2位。RX-7も4位入賞。

第58回マカオグランプリ3日目の11月19日(日)、ロードスポーツチャレンジの決勝レース(10周)が行われました。曇り空の朝を迎えたこの日、夜間に降った雨で路面は濡れたまま。決勝レーススタート1時間前にはストレートの大部分はドライとなりましたが、依然として山側の大部分はウェットという状態でした。

スリックタイヤを装着してスターティンググリッドについたナイトスポーツRX-8の谷川達也は、落ち着いた様子です。上位車が違反のためグリッド降格となったため、谷川は4番手からのスタートでした。ミスなくクラッチミートした谷川はオープニングラップ中に3位に上がり、トップ2台に続いて序盤はリズミカルにペースを築いて行きます。レースは、#39エボがリードしていましたが、途中アクシデントによる赤旗があり、リスタート後に大きく展開が動きました。#39が徐々にスローダウンし、代わりに#31 GT-Rがじわじわとトップに迫ります。スタンディングスタートで出遅れた#31は、間隔が詰まったリスタート後に谷川RX-8をとらえて2位となっていました。そして、#31がトップに躍り出ると、まけじと#8谷川RX-8も食い下がります。追いつくまでには至りませんでしたが、谷川はファイトを見せ、総合2位でチェッカーフラッグを受けました。12位からスタートした#7ケビン・ツェのRX-7は序盤のうちに7位に浮上すると、終盤は脱落車を縫って4位に上がり、その順位のまま10周目のコントロールラインを通過しました。

谷川は、「GT-Rはストレートが速いです。追いつけませんでしたが、それ以外は自分のペースでレースができたし、チャンスも逃さなかったつもりです。全体的には良いレースでした」と語り、ナイトポーツの中村英史代表は、「正直言って悔しいです。対策を練って今後、オーバーオール優勝を狙いたいです」と語っていました。ナイトスポーツ・宏益チーム+MZRacingのマカオGPチャレンジを応援していただきありがとうございました。

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2011.11.19
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