マカオGPクォリファイ
ナイトスポーツRX-8はハーフウェットの予選で5位。RX-7は12位。
第58回マカオグランプリ・ロードスポーツチャレンジレースは、11月18日に公式予選が行われました。この日は雨の予報で、朝から霧雨が降っていましたが、8時過ぎには雨は止み雲間から青空がのぞくようになりました。そして、9時頃からは太陽が顔を出し、路面を急速に乾かして行きました。
地下駐車場に置かれたパドックガレージでは、各チームともウェットスタートの準備をしていましたが、またしてもあわててスリックタイヤに交換する作業が行われていました。10時10分から行われた予選では、各車とも一周目は慎重に走って路面を確認。その後、タイムアタックに挑んでいきます。ナイトスポーツRX-8はサスペンションをウェットセットにしていましたが、これをドライ用に戻すのは時間が不足するためタイヤだけスリックに交換してコースインしました。ドライバーの谷川に達也によると、「ストレートのレコードラインは完全にドライですが、山側のいくつかの場所ではまだ路面が湿っており、そこではやはり4WD車が速かったですね」とのこと。時間が立つにつれてコンディションはさらに良くなり、アタック合戦が繰り広げられました。RX-8も良いペースでタイムを詰めて行きましたが、終盤になってクラッチにトラブルが発生し、ここでタイムアップ。谷川RX-8は、予選5位の位置につけました。
谷川は、「せっかくのクリアラップだったので期待していたのですが、クラッチペダルを踏んだら戻らなくなってしまい、コース上に止まってしまいました。もったいなかったですね。その後力一杯ペダルを踏み込んだら戻りました。何かが引っかかっていたようです。しかし、それがなかったとしてもこの路面状況ではポールポジションは難しかったです。でも明日のスタートは、ポールかさもなければ4〜5番グリッドがちょうど良いと思っていたので良い位置からスタートできると思います」と語りました。
ケビン・ツェのRX-7はノートラブルで走行を終え、予選12位となりました。
2011.11.18
|