3台のMX-5がシルバーストーン24時間でランデブーフィニッシュ
英国ジョタレーシングの手による3台のMazda MX-5がブリッドカー・シルバーストーン24時間耐久レースに出場しました。MX-5 GTをドライブするのは、マイク・ワイルズ、マーク・タイスハースト、オウェン・ミルデンホールのベテランドライバーチーム。2台のMX-5プロダクションクラスカーには、#75自動車ジャーナリストチームと#86英国軍人チームが参戦しました。
MX-5 GTは、全長3.6マイルのコースを2分22秒でラップし、アストンマーチン、ポルシェ、ロータスといった常連達と互角に戦いました。しかしながら、MX-5 GTには序盤から燃料漏れのトラブルが発生してしまいます。修復にはあまりにも時間がかかり、結果として規程周回数をクリアすることができなくなってしまいました。一方のMX-5プロダクションレースカーは、量産車仕様に安全装備を加えただけの内容で、エンジン出力もロードカーと全く同じです。つまり#75と#86の2台は、よりレース用にパワーアップし、エアロパーツを身にまとったライバル達と戦ったのです。
マツダ勢の最高位は#75の自動車ジャーナリストチームが獲得。マツダのブリットカー24時間レース初となるクラス6位、総合16位という素晴らしい結果を手に入れました。4名はほぼアクシデントなしで24時間を走りきり、走行距離は500ラップ、1,830マイルに達しました。最終ラップは、他の2台とともにフォーメーションを組み、3台同時にランデブーフィニッシュしました。
一方の#86は、不幸にもフロントまわりを大破するアクシデントに見舞われました。修復しコースに復帰した後は快調に走行。471ラップを走り、総合24位、クラス10位でフィニッシュしました。
「トラブルやアクシデントの多いタフなレースでしたが、3台そろってフィニッシュラインを通過することができました。MX-5の信頼性や耐久性が証明できたと思います。また、チーム全員がゴールに向かってがんばった成果だと思います」とマツダUKのPRディレクター、グラエム・ファッジは語りました。
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2011.10.10
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