残り4時間を切り、いよいよレースは終盤へ。
レースレポート- 20時間経過

デイトナ24時間レースは、スタートから20時間が経過。今年はクラッシュやトラブルによる脱落者が少なく、非常にコンペティティブなレースとなっています。GTクラスの上位陣は、スタートから3時間後に並んだ順位が大きく変化せず、時間だけが流れて行きました。気温は夜になってがくんと下がり、その後朝を迎えて急上昇しましたが、それによる大きなメカニカルトラブルなどはどのマシンにも発生していないようです。

マツダRX-8 GTを駆るSpeedSourceチームはほとんどトラブルもアクシデントもなく、午前11時半現在8位を走行し、7位のマシンと攻防を続けています。序盤に「フィッシング・キャピトル」号がアクシデントでマシンを修復したデンプシーレーシングは、パトリック・デンプシーが乗る「ビジットフロリダ」号がクラス13位を走っています。チームサリーンは、#42がそれに続くクラス14位にいます。

キャンプサイトの人々は再びコースに目を向け、睡眠のためにホテルに戻っていた人々もコースサイドに戻ってきました。総合順位をリードしているDPクラスでは、20時間経っても僅か数メートル差で2台がトップ争いを展開しています。有名な30度バンクにも並んで突っ込んでいき、いずれも先を譲ろうとしません。チップガナッシレーシングとマイケルシャンクレーシングのサイドバイサイドのスリリングな争いに、観客は大いに盛り上がっています。

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