SpeedSource RX-8、パーフェクトな展開でデイトナ24時間クラス6位入賞 レースレポート- フィニッシュ
記念すべき第50回デイトナ24時間レースは、1月29日午後3時30分にフィニッシュを迎え、SpeedSourceからエントリーした#70マツダRX-8 GTがGTクラス6位に入賞しました。このほか、#40デンプシーレーシングの「ビジットフロリダ」RX-8も10位に入り、#42チームサリーンのRX-8は12位で完走しています。
予選クラス25位からレースをスタートした#70 RX-8(シルベイン・トレンブレイ、ジョナサン・ボマリート、ジェームス・ヒンチクリフト、マリノ・フランキッティ組)は、24時間レースを通じてクリーンなドライビングを見せ、マシンへのダメージもほとんどありませんでした。24時間で722周を走破した今年は、クラス優勝を果たした2010年の707周より15周多く、全てのドライバーがスケジュール通りにドライビングをこなしました。マツダUSAのモータースポーツダイレクターのジョン・ドゥーナンは、「SpeedSourceは完璧なレースをやり遂げました。ミステイクもアクシデントもトラブルもなく、非常にクリーンなレースでした。加えて、タイヤマネジメント、燃費セットも計画通りでした。この上ないパーフェクトな内容が得られて非常に満足しています。ただひとつ”優勝”だけが手に入れられませんでしたが、やるべきことをやり遂げたので清々しい気持ちです」と語りました。
昨年3位表彰台を獲得したデンプシーレーシングは今回10位入賞でしたが、終盤にはタイヤ無交換でタイムを詰める作戦を実施するなど、こちらも最後まで諦めない戦いぶりを見せてくれました。ロータリーエンジン搭載車で24回目のクラス優勝を目指したマツダUSAは目標を達成できませんでしたが、一生懸命諦めずにゴールを目指す姿をマツダファンに印象づけてくれました。
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