寒さに凍えた夜が明け、いよいよRX-8の反撃始まるか
レースレポート- 16時間経過

デイトナスピードウェイは大西洋に面したビーチに近く、この時期は朝晩の寒暖の差が激しいことでも知られています。晴れれば日中は25度近く、朝方のこの時間帯の最低気温は10度以下でしょう。

安定したペースを守ってクルマとタイヤをいたわりながら周回を重ねて来た#70 SpeedSource RX-8は、16時間が経過した午前7時半現在で7位をキープ。先行する5位と6位の2台は同一周回にいます。ライバル達はかなり疲れが出て来ているのでは、と思わせる場面もあります。インフィールドの各コーナーでは、あたりが明るくなり始めたと同時に、オーバーシュートするマシンが目立ってきました。マシンよりも、ドライバーの疲労が蓄積しているのかもしれません。第1コーナーからインフィールドに入る場所では、朝日を正面に見ることになり、太陽光線に幻惑するドライバーがいるかもしれません。

レースは残り8時間。ここまでで#70 RX-8の合計周回数は480周以上です。ここから気温が急上昇すれば、マシンにもドライバーにも辛い時間帯となるでしょう。コース上もデブリ(落下物やタイヤカス)、土や砂などが出て滑りやすくなっています。聞こえてくる限りは、#70 RX-8の3ローターエンジンは、快調そうです。レースは残り1/3です。RX-8と3ロタータエンジンの巻き返しに期待しましょう。

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